2002.07.18

第17号テキスト版(2002年07月18日発行)
 

 

 

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にいがた映画塾

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1面

  • 映画塾の運動から広がり
  • 中間報告も発売中
  • にいがたロケネット設立までの歩み

モスクワ映画祭「blue」に最優秀女優賞 映画塾が制作協力

「ロケネット」今秋発進! フィルムコミッションの新潟版

2面

■「熱い夏」へ13人疾走中! 第7期講座、卒制は群像劇に
  • 第7期カリキュラム
  • 7期生に「自分を出せ」今関監督講義
  • 前日はP・プロで上映会も

■遠方から多数参加、シナリオ講座も順調

■コバさん入院、順調に回復

3面

■P・プロ、自主作品を随時上映、「エンケン」も来るぞ!

■予期せぬ交流が続々、タナダさん「モル」上映会で

■「サノバビッチ☆サブ」盛況に感謝

■「ダイアローグ1999」「うれしい、着ぐるみ」 全国へ上映広がる

■映画に料理の隠し味、「シネマキッチン」放送中!

4面

■エトセトラ

■ダイアリー

■編集後記 NG一新へ! スタッフ募集

コミックツイスター好評、7月から「舞い」など卒制特集

<1面>

◇「ロケネット」今秋発進! フィルムコミッションの新潟版

 映画やテレビドラマ、CM、写真のグラビア撮影などを誘致・支援するフィルムコミッション(FC)の新潟版である「にいがたロケネット」がこの秋、誕生します。映画塾が昨年春から行ってきたFC設立運動が一つの形として結実します。映画塾の活動と並行して、ロケネットにもご期待、ご協力下さい!

■映画塾の運動から広がり

 ロケネットは「にいがたロケーションネットワーク」が正式名。映画塾が昨年提唱して発足した「新潟FC研究会」が母体となった市民、企業・団体、行政が協力し合うネットワーク型の組織です。
 映像作品に新潟の風景が登場する機会を高めることにより@国内外での新潟の知名度アップA地元住民の風景の再発見・再評価Bエキストラなどに参加することによる地元住民の盛り上がり―などを目指すものです。
 活動エリアは当面、新潟市と近郊市町村を念頭に置いていますが、新潟県内の各層とのネットワークを広げ、将来は新潟県内で同じ志を持つ人・団体とのネットワーク組織も目指します。
 具体的な活動内容は@制作側へのロケーション紹介A道路や施設使用などの許可申請のサポートB宿泊施設などの紹介Cエキストラの紹介Dロケ時の立ち会い―など。
 予算数十万円のボランティア組織のため、全国各地の行政が主体となったFCに比べ、制約は多いですが、逆に民間のフットワークのよさと広がりが特色です。
 既に、テレビ東京のドラマ「ヤメ検弁護士 英剛直(はなぶさ・たけなお) 佐渡島殺人航路」の新潟市内ロケに協力。同系列局で七月三十一日、BSジャパンでは七月二十八日午後九時から放送されます。また、六月には第4期映画塾で講師を務めた青山真治監督のドキュメンタリービデオ「AA(仮題)」の協力も行いました(十一月完成予定)。
 ロケネットの会長には、新潟市の商工業者で構成する新潟商工会議所の上原明会頭が就任予定。若い人々が新しいまちづくり活動に挑戦していることに賛同してくれました。また副会長にはFC研究会の中心メンバーだった新潟大学の逸見龍生助教授が内定しています。事務局窓口は商工会議所の相談課となります。
 映画塾は、これまでFC研究会の事務局として縁の下を支えてきましたが、今後はロケネットの一メンバーとして引き続きネットワークの一翼を担っていきます。また、星龍雄・映画塾運営委員がロケネット事務局長に、矢部孝男代表は同事務局次長として参加する予定のほか、多数の映画塾会員がロケネット会員としても名前を連ねています。個人年会費は一口三千円です。無料のボランティア・スタッフも募集しています。こちらの方もぜひご検討下さい。詳細は矢部まで。

■中間報告も発売中

 新潟FC研究会の中間報告「フィルムコミッション〜まちづくりの新しいツール」が好評発売中です。FCの定義から全国・世界の状況、新潟になぜFCが必要かをわかりやすくまとめています。
 現在、FCについて総合的にまとめている市販の書籍はほかになく、映画塾コムを通じた通信販売では全国から注文が来ています。みなさんもぜひご購入下さい。
 A4判、五十四ページ。価格は三百円。映画塾会員は二百円です。ホームページで通信販売(送料別)を受け付けているほか、新潟市内ではシネ・ウインド、P・PROJECTSでも販売しています。お問い合わせは星まで。

にいがたロケネット設立までの歩み

<2001年>
8月20日 市民、経済団体、行政などの有志が集まり「新潟フィルムコミッション研究会」(事務局・にいがた映画塾)設立
8―9月 映画「blue」支援
<2002年>
2月24日 中間報告「フィルムコミッション〜まちづくりの新しいツール」発行/にいがた国際映画祭のFCシンポジウムに協力
2―3月 奴奈川青年会議所(糸魚川・青海・能生)のFC設立の動きに協力
3月9日 新潟県の「新潟・新価値づくりフォーラム」に参加
3月25日 新潟県主催のFCシンポジウムに協力
4―5月 テレビ東京サスペンスドラマ新潟ロケに協力
5月14日 新潟FC研第13回会議において、同研究会を発展的に解消し、にいがたロケネットを設立することを正式決定
5月29日 FM−PORT深夜番組「Dream@3AM」にて「設立しちゃいましょう宣言」
6月1―3日 青山真治監督「AA(仮題)」新潟撮影に協力
今秋 ロケネット設立

 

◇モスクワ映画祭「blue」に最優秀女優賞 映画塾が制作協力

 新潟市を中心に撮影、にいがた映画塾が撮影協力した映画「blue」(安藤尋監督)が賞に輝きました! 六月三十日に各賞が発表された第二十四回モスクワ国際映画祭で、主演の市川実日子さんが最優秀女優賞を受賞。「blue」が映画祭で受賞したのは初めてです。
 「blue」は今年二月のにいがた国際映画祭でプレミア上映として全国で初めて公開され、会場は満席となりました。新潟の叙情的な風景がヒロイン「桐島カヤ子」の心象に重なり、新潟での評判は上々でしたが、この感動が日本海をわたって、モスクワにも届きました。
 「blue」新潟ロケは、二〇〇一年八月二十五日から九月五日まで、新潟市内の田園や古町、万代橋、西蒲原郡巻町の海岸などで行われました。また「桐島」の家や、強い友情で結ばれる「遠藤雅美」(小西真奈美さん)のマンションなども新潟市内で撮影されました。
 エキストラは高校生役を中心に広く公募し、百六十三人の応募がありました。実際に参加したのは八十人ほどで、エキストラや映画塾、新潟FC研究会の会員らによるボランティア合わせて百人以上がこの作品を支えました。
 映画塾ではFCの新潟設立を提唱し、この「blue」支援を盛り上げの一つと位置づけてきました。ようやく「にいがたロケネット」が発足しようというこの時期、市川さんの受賞はロケネットの活動に大きな弾みになると考えます。

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<2面>

◇「熱い夏」へ13人疾走中! 第7期講座、卒制は群像劇に

 六月二日、第7期にいがた映画塾講座が開講しました。今回受講生は十三名。「新潟を舞台にした映画」作りに向け、やる気のある仲間が集まりました。

 第一回の開講日には、ガイダンスと映像作家の野上純嗣講師に映画入門講座をしていただきました。「映画ができるまで」と題して映画の歴史も踏まえアートや小説も映画の表現につながると映画づくりの心構えを教えていただきました。
 第二回ではシナリオ入門講座を矢部孝男講師、撮影入門講座では笹崎隆講師とお馴染みの面々に基本的なシナリオの書き方、絵コンテの書き方と映画作りに欠かせない講座になりました。
 第三回は機材実習。教室を抜け出し、八ミリ撮影を受講生が体験。フィルムをまわす楽しさと、うまく人に伝える事の難しさを実感していたようです。第四回は少し趣向を変え「新潟を知る講座」。大倉宏講師を招き新潟の下町(しもまち)にある小川家を中心に古くからある町並みを紹介していただきました。町屋の風情に触れたり、小路を抜けるドキドキ感は映画を作るヒントになったようです。
 これからも多彩な講座が続きます。一番のメインである映画づくりは、公募したストーリーの中から受講生が検討した結果「ルシファー」という若者たちの群像劇に決定いたしました。応募していただいた皆様、本当にありがとうございました。多彩な才能を発表していただき第7期講座で制作する映画の力になっています。今後も参考にさせていただきながら映画制作に励んでいきます。
 これからも楽しみな映画塾講座。毎週日曜日に開講しています。お気軽に遊びに来て下さいね。(かとう)

■第7期カリキュラム■
6月2日(日) 映画入門、作品鑑賞 講師:野上純嗣
9日(日) シナリオ、撮影入門 講師:笹崎隆、矢部孝男
16日(日) 機材実習 講師:笹崎隆
23日(日) 新潟を知る講座 講師:大倉宏
30日(日) 制作準備
7月7日(日) 今関監督講義
 14日(日) 映画の見方 講師:逸見龍生
21日(日) 制作準備
28日(日) 制作準備

■7期生に「自分を出せ」今関監督講義

 七月七日、にいがた映画塾講座に「美少女監督の神様」今関あきよし監督が来場しました。
 肌つやの良さ、面白いトーク、気配り、軽いフットワーク、すべてが私にとっても受講生にとっても勉強になりました。
 クリーム色のジャケットそして黒いTシャツ、ジーパン姿で今関監督は現れました。
 講座では一人一人質問形式で自己紹介を撮影しました。ただそれだけののなかに、演出の仕方、撮影の時のスタッフの動き、演出の時の雰囲気作り、カット割りの意味などなど色々な要素を取り入れ、新たな受講生のキャラクターまで出し切ったすばらしい講座でした。
 映画づくりのほうでもとても良い助言をしていただき、受講生もとてもためになったようです。監督の人間の大きさを見せつけられた一日でした。はっきり言って感動しました。
 「自分を出せ」という言葉もしみました。(かとう)

■前日はP・プロで上映会も

 今関監督来訪を記念して、講座前日の六日、P・PROJECTSシアターで、今関監督上映会を開きました。監督の二十三年前の作品「ORENGING79」と「フルーツバスケット」を上映しました。まだ二十歳そこそこの今関監督の臆面のない「女の子ラブラブ光線」がまぶしいくらいでした。
 上映後のトークショーでは「(79の主役で現映画評論家の)三留まゆみの当時の彼氏も出ていますが、僕が彼女に気があると誤解された。本当に彼女とは付き合ってませんよ。でも一緒にいたいという思いで映画を撮る。映画にすると永遠にその歳のまんま閉じこめられる。これは快感。ある種のフェティシズムだと思う」とか。
 また、最新作「17歳」に触れ「うまくはなったけど、失ったものもある。究極の自己満足っぽいところというか、今日、久しぶりに昔の作品を見てそう思った。過去の自分とまだ闘っている感じ」とも話していました。初日は上映会スタッフと、二日目は第7期受講生との飲み会も盛り上がりました。(星)

◇遠方から多数参加、シナリオ講座も順調

 第3期シナリオ講座(全八回)が五月十二日開講しました。
 今年は初の試みとして日曜の午後に開催。そのことを反映してか、この日集まった受講生は六人とこれまでより大幅に減少したものの、朝日村や村上市、出雲崎町など遠方からの参加も可能となりました。
 第一回目は、講師、スタッフ、受講生の自己紹介に始まり、カリキュラムの説明といったオリエンテーションの後、シナリオの意義や特性、そして、原稿用紙の使い方についての講義がなされました。また早速、原稿用紙に実際に書いてみるという状況もあったせいか、受講生は始終緊張した面持ちで講義に臨んでいました。
 今年のシナリオ講座は、「独自の世界観と作風を持ち、T人間Uを描けるハートと技術を持った作家を生み出す」をテーマに掲げています。受講生の皆さんには、処女作づくりのプロセスを踏まえながら、公募に挑戦できる力を身につけることを目標としてもらいます。
 そのためにはまず、「毎回の宿題をあえてワープロを使わず手書きすることによって、書くことのリズム、呼吸をつかんでほしい」「少人数の分、よりきめ細かな添削、指導を心掛けたい」との講師の司貴志氏の言葉がありました。(鈴木)

◇コバさん入院、順調に回復

 映画塾でおなじみ、コバさんこと映画監督の小林茂さんが五月、体調を崩し入院しました。現在は退院し、回復に向かっています。
 コバさんは五月四日、撮影を務めた「阿賀に生きる」十周年イベント直後に倒れ、長岡市内の病院などで六月十八日まで入院生活を送りました。現在は自宅療養中で、散歩などで体力回復を図っています。
 コバさんは「病人の不安な気持ちなどをずっと撮影してきたが、病気になって不安と同時に、車椅子に乗れるようになるとか、ちょっとした回復でも喜びを実感した」とコメント。七月下旬から外出の機会を増やしていくそうです。九月の長岡アジア映画祭で行われる「阿賀に生きる」十周年上映ではいつもの笑顔をみせてくれそうです。コバさん、お大事に。

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<3面>

◇P・プロ、自主作品を随時上映、「エンケン」も来るぞ!

 おかげさまでP・PROJECTSも昨年十月のOPENから、九カ月! もうすぐ一年ですよっ。本人達もビックリ(笑)。 皆様のご協力あってのP・PROJECTS。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、P・プロは、フラメンコ、一人芝居と、様々な用途でお使いいただける、便利なイベントスペースとして、皆様の日常に徐々に浸透しつつあります。で、ここで一つ、募集をしたいと思います!題して「P・PROJECTS THEATER上映作品募集!」。…って題したわりには普通ですが(笑)、皆さんの映像作品を、モーニング・メイン・レイトといった具合にプログラムに分け、映画館みたいに!上映しちゃおうというわけです。し、しかも三週間のロングラン! 締めきり無しの随時募集中状態ですので、いつでも申し込み可能です。このチャンス! もう生かすしかありませんよ。ぜひぜひ、ご応募くださいね。
 そして、八月四日には、新潟初のクラブ+格闘技イベント「ふきだまりクラブファイト」を開催。本物の格闘家を迎え、熱い汗飛び散るバトルを見ながら、音楽にのって遊んじゃえっという夏に相応しいスポーティー(?)なイベント。主催のふきだまりさん曰く、「ションボリなサラリーマン諸君におくる男根タップリなイベント」とのことなので、この日ばかりはネクタイとって、みんなで一緒にさわぎましょ!
 そして八月三十一日からは、「遠藤憲一特集」決行! 俳優の遠藤憲一さんが新潟に来ます!「ビジターQ」(P・プロにて二月に上映)では、もう誰にも止められない大暴走な氏の演技っぷりに、誰もが目を白黒させたはずっ。今企画は、シネ・ウインドさんからのお誘い企画で、P・PROJECTSでは、氏出演のビデオ作品をズラッと…。シネ・ウインドでは、オールナイトでフィルム作品をズラズラッと上映しちゃいますよ〜。そして、もうお一人スペシャルゲスト、新作「Reset」を引っさげて鈴木浩介監督も来館して下さいます! こりゃスゴイッ!! 早く帰って宿題やって、寝溜めしなくっちゃぁ。他にも、イベント盛り沢山! 夏だっ海だっP・プロだぁ〜。(443)

◇予期せぬ交流が続々、タナダさん「モル」上映会で

 にいがた映画塾の二〇〇二年度最初の上映企画「2001PFFグランプリ作品/モル」上映会は二月二十二日(金)、P・PROJECTSを会場に開催されました。この作品は昨年のインディーズ・フィルム・フェスティバルで招待作品として一度企画されていただけに映画塾としては念願の上映実現。ただ当日は「にいがた国際映画祭」とぶつかってたこともあり、なかなか期待通りの客足にはいかなかったものの監督のタナダ・ユキさんを東京からご招待し、トーク・ショーも開催したりと、来場された方には有意義な上映会だったと思います。   しかも、P・プロスタッフの磯島才範さんが何とこの映画の撮影時のスタッフだったということでタナダさんとの久しぶりの再会。加えて、この日東京から駆けつけてくれた5期受講生小林恵子さんがバイトで登録してるプロダクションにタナダさんも登録してることがわかったりと交流とネットワークが広がった一日となりました。(矢部)

◇「サノバビッチ☆サブ」盛況に感謝

 二月二十三日(土)バカ映画の女帝・松梨智子監督作品「サノバビッチ☆サブ〜青春グッバイ〜」の上映会がP.プロジェクトシアターにて行われました。
 当日は一回限りの上映だったにも関わらず、たくさんの方々が足を運んで下さり、笑いに包まれた楽しい上映会となりました。ご来場&ご協力ありがとうございました。
 また、「サノバビッチ☆サブ」やその他の監督作品が、秋頃DVDで発売されるそうですので興味のある方は「アータウン立自主映画小学校」の監督のHPでチェックしてみて下さい。(やまき)

◇「ダイアローグ1999」「うれしい、着ぐるみ」 全国へ上映広がる

  二月十八日、東京・飯田橋でビデオアクト主催の上映会に笹崎さんと行ってきました。「新しい神様」監督の土屋豊さんにトークのお相手をしていただき、小林アツシさん、本田孝義さん、二ノ宮正樹さんほか若い世代の作家の方々と交流しました。
 六月二十一日、北海道の「新得空想の森映画祭」で上映され、出演者の江村さんと行ってきました。「闇を掘る」の藤本幸久監督が実行委員長を務めるアットホームな映画祭。廃校になった小学校や牛舎を会場にして、チェコのアニメ作品の上映やあがた森魚&カルメンマキのライブなどもあり、美しい自然に囲まれた夢のような映画祭でした。(井上)
 今後の上映予定
 ●あきる野映画祭フィルムコンテスト・ファイナル=七月二十六日(金)午前十一時から、五日市会館
 ●ヤマガタ+(プラス)=九月二十五日(水)午後九時から、BOX東中野

◇映画に料理の隠し味、「シネマキッチン」放送中!

 NG読者の皆様、ご無沙汰でしたね、ラジオ番組担当、ひできです。
 早いもので今年も半年が過ぎてしまいましたね。そこでこの半年間のラジオ番組の活動をご報告しまーす!
 さて小泉構造改革の一環として、昨秋から放送していた「いつでもリハーサル!」を終了して、4月から「シネマキッチン」が放送中!(毎週日曜日午後5時、76・1MHz、ラジオチャット)
 「映画」と「料理」をテーマに、新潟を中心とした様々な映画情報や、毎回の話題に関連した料理の紹介等の内容で、特に「食」に関した取材では、何と香港にまで行ってしまう気合の入れ様! 素敵すぎ!
 これからの季節、佐渡の岩ガキ取材なんかも良いですよねえ、採れたての海のミルクにレモンを搾ってツルリといただく。鳴呼もうそれだけでうっとり夢心地。
 番組の顔にはおなじみ渡辺典子さん。6月未で番組を卒業した高橋純子ちゃんはただ今就職活動奮闘中! 現在は典ちゃんと私の二人が皆様に声をお届けしています。聴いた後にはお腹と背中がくっついちゃうぞ!必聴です!

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<4面>

◇コミックツイスター好評、7月から「舞い」など卒制特集

 今年からブロードバンド「コミックツイスター」に月替わりで掲載している映画塾会員作品。これまで井上朗子監督「うれしい着ぐるみ」「ダイアローグ1999」、金沢良美監督「Hana心」更科ヒトシ監督「告白ゲーム」「北の国より」と掲載してきましたが、第7期映画塾講座開催にあわせ七月からはこれまでの卒業作品を順に流します。
 七月は第4期講座から青柳透監督の「舞い」。八月は6期熊倉明久監督「勝利の女神」を予定しています。
 「コミックツイスター」の開き方はhttp://comictwister.comを開き、「Let`s join us!」、続いて「映像コミュニティゾーン」と開けていって下さい。有料なので注意事項も確認の事。(矢部)

◇エトセトラ

 ▼フリマー 五月十九日、映画塾では毎春参加・出店している新潟市青年ネットワーク主催のフリーマーケット「スワップミート」に今年も出店しました。
 参加した会員は矢部のほか岡村哲夫さん、加藤陽子さん、鈴木智恵子さん、井上朗子さん、五十嵐政人さん、土田雅之さん、宮健太郎さん、坂上和孝さん。商品はこの日までに会員の皆さんが数多く持ち寄ってくれました。
 売り上げ五万円を目標に皆でがんばりましたが、以前に比べ商品の一般単価がだいぶ下がっていて結果は売り上げ一万八千五百八十円。でも一生懸命売ってくれた参加会員の皆さん、本当にご苦労様でした。品物を提供してくれた皆さん、ありがとうございました。今年は秋の部も出店します。(矢部)
 ▼会員証発行! 二月中旬から正会員に発行を始めました。カチンコが描かれた図柄です。この会員証を提示すれば、映画塾主催のイベントに特別料金で参加できます。ぜひ活用して下さい。
 ▼事務所再編へ 事務所を共同管理していたinoutがP・PROJECTS発足に伴い、事務所を出ました。また四月下旬に、笹崎隆さんが二階を出て、田巻源太さんら二人が新たに入居しました。
 ▼事務所管理 以前からお知らせの通り、カギは、入ろうとしたときに閉まっていたら、二階に人の気配があっても退出するときは再びカギをかけること。
 ▼全面禁煙 会議環境の改善のため、事務所の和室を全面禁煙にすることになりました。

◇ダイアリー(02年2月16日〜02年7月15日)★は関連・協力事業

2月

会員証の発行始まる
17日 「いつでもリハーサル!」第18回 「blue」いよいよ上映!&FCシンポの巻
21日 第2回全体会
22日 「モル」上映会(P・PRO)
23日 ★「サノバビッチ☆サブ」上映会(P・PRO)
24日 ★にいがた国際映画祭で「blue」上映とFCシンポ(新潟市民プラザ)▽「いつでもリハーサル!」第19回 監督&女優さんインタビュー特集!の巻
25日 ★「夢ある学校づくりビデオ」ファイナル上映会(ユニゾンプラザ)▽第9回新潟FC研究会(新潟商工会議所)

3月

3日 「いつでもリハーサル!」第20回 注目あびてます!映画塾!の巻
7日 ★糸魚川地域の奴奈川青年会議所例会で矢部がFCで講演
10日 「いつでもリハーサル!」第21回 PFFグランプリ監督はきゃわいい〜!の巻
11日 第10回新潟FC研究会(新潟商工会議所)
14日 第3回運営委員会
17日 群馬県中之条町の伊参スタジオを訪問▽「いつでもリハーサル!」第22回 「blue」安藤監督インタビュー特集!の巻
21日 第3回全体会
24日 「いつでもリハーサル!」第23回 ドキュメンタリー映画に触れてみよう!の巻
25日 ★県主催のFCシンポ(自治会館)▽★P・PRO「フィルムバトルロワイアル」に映画塾作品上映(31日まで)
31日 「いつでもリハーサル!」最終回 そろそろリハーサル終わりだよっ!の巻

4月

3日 ★FMポートの深夜番組「Dream@3am」で映画塾番組スタート
4日 第4回運営委
7日 「シネマキッチン」第1回 「シネマキッチン」開店です!の巻
8日 第11回新潟FC研究会(新潟商工会議所)
10日 FM-PORT「Dream@3am」2回目
14日 事務所大そうじ▽「シネマキッチン」第2回 社会問題にも触れてみようよ!の巻
17日 ★FM-PORT「Dream@3am」3回目
18日 第4回全体会
21日 「シネマキッチン」第3回 阿賀に生きる10周年!の巻
23日 第12回新潟FC研究会(新潟商工会議所)
24日 ★FM-PORT「Dream@3am」4回目
28日 「シネマキッチン」第4回 GWは映画館へGO!の巻

5月

1日 ★FM-PORT「Dream@3am」5回目
2日 第5回運営委
5日 「シネマキッチン」第5回 ラジオスタッフ香港珍道中!の巻
8日 ★FM-PORT「Dream@3am」6回目
12日 にいがたシナリオ講座開講(万代市民会館)▽「シネマキッチン」第6回 お母さんに感謝をこめてお送りします。の巻
14日 第13回新潟FC研究会でにいがたロケネット設立を決定(新潟商工会議所)
15日 ★FM-PORT「Dream@3am」7回目
16日 第5回全体会
19日 スワップミートに出店▽「シネマキッチン」第7回 もうすぐW杯!でも韓国ってどんなとこ?の巻
22日 ★FM-PORT「Dream@3am」8回目
26日 にいがたシナリオ講座2回目(万代市民会館)▽「シネマキッチン」第8回 がんばれニッポン!ようこそクロアチア!の巻
29日 ★FM-PORT「Dream@3am」最終回

6月

2日 第7期映画塾開講(万代市民会館)▽「シネマキッチン」第9回 映画「Pain」インタビュー特集!の巻▽撮影に訪れた青山真治監督、映画美学校学生と交流会(事務所)
6日 第6回運営委
9日 第7期2回目 撮影&シナリオ入門(万代市民会館)▽にいがたシナリオ講座3回目(同)▽中之条ふるさと塾が両講座を見学▽「シネマキッチン」第10回 ダブル寛氏熱く語る!の巻
16日 第7期3回目 機材実習(万代市民会館)▽「シネマキッチン」第11回 お父さんに感謝をこめて。の巻
20日 第6回全体会▽★ローターアクトクラブで星がFCで講演(イタリア軒)
21日 ★北海道の「新得空想の森映画祭」で「ダイアローグ1999」(井上朗子)上映
23日 第7期4回目 新潟を知る講座(下町探索)▽にいがたシナリオ講座4回目(万代市民会館)▽「シネマキッチン」第12回 梅雨を楽しもう!の巻
29日 ★新大映画祭で映画塾作品上映(新潟大学、30日まで)
30日 第7期5回目 卒制打ち合わせ▽「シネマキッチン」第13回 7期映画塾生にインタビュー!の巻

7月

4日 第7回運営委
6日 今関あきよし監督秘蔵作品上映会(P・PRO)
7日 第7期6回目 今関監督講義(万代市民会館)▽にいがたシナリオ講座5回目(同)▽「シネマキッチン」第14回 七夕はロマンチックに…の巻
14日 第7期7回目 映画の見方講座
18日 第7回全体会

◇編集後記 NG一新へ! スタッフ募集

 映画塾通信NGは次回から全面リニューアルすることになりました。現在、編集スタッフを募集中です。ぜひ参加を! 【編集】星龍雄【題字】宮川直子

 

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