ひかり保育園では6月上旬に@園庭の土A砂場の砂B保育園脇の芝生を採取し、放射性物質検査機関に検査依頼を致しました。
先日、検査結果報告が届きましたのでお知らせ致します。
@園庭の土
ヨウ素‐131 → 1Bq/kg
セシウム‐134 → 38Bq/kg
セシウム‐137 → 46Bq/kg
A砂場の砂
ヨウ素‐131 → 1Bq/kg
セシウム‐134 → 6Bq/kg
セシウム‐137 → 6Bq/kg
B保育園脇の芝生
ヨウ素‐131 → 13Bq/kg
セシウム‐134 → 2560Bq/kg
セシウム‐137 → 2810Bq/kg
上記の検査結果が出ました。
ひかり保育園土壌検査結果(原文).pdf
【採取した検体の状態】
@「園庭の土」は原発事故後、4月上旬に表土をトンボ等で薄く削り取ってあります。
A「砂場の砂」は原発事故後、4月上旬に表土を5cm程除去してあります。
B「保育園脇の芝生」は原発事故後そのままの状態です。
【参考】
上記の結果をもとに、以前中部大学 武田邦彦教授のブログにありました換算方法でBq/kg→Bq/㎠に直してみたいと思います。(素人計算なのであくまで参考までに…)
武田教授のブログより(抜粋)
http://takedanet.com/2011/05/post_4a28.html
「土はもともと比重が2.2ぐらいですが、空間もあるので、見かけ比重が1.0とすると、1キログラムの土を3.3センチの深さでとったら、面積は、
3.3センチの深さ×300(平方センチメートル)=1リットル=1キログラムとなります。
つまり、測定値を300で割ると、1平方センチメートルの値になり、表の数値を比較する事ができます。
(中略)
管理者は基準値の10分の1にしなければなりませんから、標識を立てなくても良いのは4ベクレルです。」
武田教授の換算方法で当保育園の検査結果を計算しますと
@園庭の土
1Bq/kg(I-131)+38Bq/kg(Cs-134)+46Bq/kg(Cs-137)=85Bq/kg
85Bq/kg÷300=0.28Bq/㎠
A砂場の砂
1Bq/kg(I-131)+6Bq/kg(Cs-134)+6Bq/kg(Cs-137)=13Bq/kg
13Bq/kg÷300=0.04Bq/㎠
B保育園脇の芝生
※芝生の換算方法は上記の方法で出来ないため、私なりに考えてみました。
○検査検体として送った芝生は500gです。
○およそ4uの芝生を刈りました。
○1kgには8uの芝生が必要となります。
○よって80000で割ってみます。
13Bq/kg(I-131)+2560Bq/kg(Cs-134)+2810Bq/kg(Cs-137)=5383Bq/kg
5383Bq/kg÷80000=0.067Bq/㎠
あくまで素人計算なのでどこまで正しいのか分かりませんが計算結果から判断すると
@園庭の土 → 安全
A砂場の砂 → 安全
B保育園脇の芝生 → 安全
となります。上記の結果をもとに保育園及び保育園周りは安全と思われます。
2011年06月20日
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