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2010年6月12日 (土)

青春ア・ゴーゴー

GS映画以前にも多く青春歌謡映画というものが制作されておりますが、実はソノ手の作品にもスパイダースが客演しているんですよね。

ということで、今回観た作品は、1966年3月27日に劇場公開された『青春ア・ゴーゴー』です。
(同時上映は、舟木一夫と和泉雅子の『哀愁の夜』)

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予備校生の浜田光夫と山内賢は、チャンスがあればエレキバンドを作りたいなーと話しながら、ジャズ喫茶に通ってはザ・スパイダースのナマ演奏を楽しんでいました。

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予備校生だったらちゃんと勉強しろよと思いつつも、途中で和田浩治と杉山元と木下雅弘と出会って、遂にヤング&フレッシュというエレキバンドを結成しちゃいます。

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勉強もせずにギターに没頭する山内賢には、来年の大学受験を控えた妹がいて・・・。

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なんとソレは太田雅子ですよ。

デビューしたばかりなので、実に若いっすねー。
(改めて言うまでもないけど、後の梶芽衣子ですよ、念の為)

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予備校生のくせにロクに勉強もしない残念な兄を怒鳴りつけます。

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どうやらスパイダースの所属事務所に親戚がいるそうで、ソコに自分達を売り込もうとするも、大学に入ってからでもイイだろうとヤンワリ断られました。

全く勉強する気がないみたいで、さぞかし親も心配だったことでしょうな。

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練習場所を転々としつつ、何とか教会に潜り込んでプレイしていると、彼等の音をコッソリ聴いていたジュディ・オングと出会い、

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なんやかんやで新たなヴォーカリストとして加入することになり、ソノまま勝ち抜きエレキ合戦を見事に勝ち抜き、ヤング&フレッシュは一気に躍進します。

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コレでデビュー出来るか?と期待するも、実際に声がかかったのはジュディ・オングだけで、残りの5人はストーンズのスチュ(あるいは、ビリーバンバンのせんだみつお)状態に。

しかも、スパイダースのヴォーカリストとして加入することになるとは。

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蛇足ですが、今作には井上順が体調不良で不参加です。

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ジュディの晴れ舞台に呼ばれたヤング&フレッシュの面々に、思いがけないプレゼントが・・・。

という感じの青春ドラマで、時代は違えど「ああ、どこでもこんなことはありそう(途中までは)」な 雰囲気を味わえますよ。

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見所は人それぞれでしょうが、個人的にはデビュー直後の太田雅子の貴重な姿が存分に観れるとこかなー。

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