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2011年7月26日火曜日

LB2045でできること(1)

LB2045は、鉛のチャンバー(厚さ5センチの鉛の部屋)に専用のビーカーを入れて使います。



チャンバーの下部には、シンチレーター(γ線を測定するセンサー部分)が差し込まれていて、環境放射線の影響がなるべく低くなった状態で、ビーカーの内容物のγ線量を測定します。












シンチレーターには、専用のモニターが付いていて、表示されたスペクトル中に設定した放射性物質の山を見ることができます。画面上には最大2つまで核種の設定ができて、例えばヨウ素131とセシウム13*を一画面の中にみることができます。


セシウムは134と137は別々に見ることはできなくて、セシウムの合算が表示されます。


下位機種のLB200との違いは、この核種の判別がモニター上でできること、検出限界が1ベクレル/kgまでできることにあります。LB200は核種の判別ができず、検出限界は20ベクレル/kgになります。







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