迎撃ミサイルの共同開発2年延長 米側が日本へ通知日米両政府がミサイル防衛(MD)の一環として共同開発中の海上配備型迎撃ミサイル(SM3ブロック2A)について、米側が弾頭など担当分野の完了までさらに検証続行の時間が必要として、開発期間の約2年延長を日本側に通知してきたことが分かった。複数の日米関係筋が16日、明らかにした。これにより2020年を予定していた海上自衛隊イージス艦への配備も数年程度遅れる可能性が出てきた。 この迎撃ミサイルは開発が終われば、海自イージス艦に配備中のSM3ブロック1より防護範囲が広がり、さらに高い高度の弾道ミサイルの迎撃が可能となる。 【共同通信】
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