国際露、羅津港開発を本格化へ 北朝鮮進出の中国けん制2011.8.23 17:12

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露、羅津港開発を本格化へ 北朝鮮進出の中国けん制

2011.8.23 17:12

 日本海に面する北朝鮮の経済特区、羅先にある羅津港3号埠頭の使用権を持つロシアが、9月にも同港の改築工事に本格的に着手することが23日分かった。北朝鮮関係筋が明らかにした。

 同港開発はロシアを訪問中の金正日総書記とメドベージェフ大統領の会談でも議題になるとみられる。ロシアには、開発への本格参入で中朝露3カ国の国境地帯という「微妙な地域」でインフラ整備の動きを加速する中国をけん制する狙いもあるようだ。

 同筋などによると、ロシアは2008年、極東ハサンから北朝鮮に通じる鉄道補修と3号埠頭開発の見返りに49年間の港湾使用権を獲得し、着工式を開催。これまでに鉄道の一部補修は行ったが、埠頭開発はほとんど手付かずで北朝鮮側が不満を募らせていた。(共同)

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