補追 (2002.10.09 candy)
- 手セド(手sed)
- 手作業で単純かつ多量な文字列置換を行う事。 置換機能の貧弱な環境に於いてしばしば利用される。 柔軟な半面信頼度に欠ける。 →目グレップ
- 現実逃避
- 仕事とは直接関係のない作業に没頭すること。 netnews や web 掲示版への投稿、 (どうでもいい)ソフトウェア・ハードウェアの作成など、 それなりに生産性のあるものが選ばれる事が多い。 抱えている緊急の仕事が多い程、このテクニックが多用される傾向がある。
- できたも同然
- (特に LabVIEW で)画面レイアウトが完成した状態。 LabVIEW の場合、作業開始からこの状態にするために必要な時間は、 通常 10 分程度である。 つまり、ほとんど何も始まっていない状態。 →トップダウン
- できた
- (特に LabVIEW で)プログラムを動作させると、 画面上にグラフ等が表示される状態。 この段階で要求仕様の実現の度合いは、通常 50% 未満である。
- 「完璧のペキ」
- 「完璧」から N 個以上のバグを潰したときに発する言葉。 →「完璧」
- 「完璧のペキペキ」
- 「完璧のペキ」を N 回くらい繰り返すと「完璧のペキペキ」になる。 →「完璧のペキ」
- 「おかしいな。会社じゃ動いてたんですけどね」
- 動かないプログラムをクライアントに見せなければならない時に唱える呪文。
- 誠意
- もう完全に詰んでしまった時にクライアントに披露する最終テクニック。 このテクニックを使用したプログラマ自身へのダメージも果てしなく大きいため、 通常は使用を禁止されている。 その効果はランダムで、プログラマの普段からの態度に大きく影響される。 担当営業や上司を伴ったり、 菓子折等のアイテムを装備していると、 より高い効果が期待できる。 ただし、同一クライアントに対しては一度までしか使用できないのが難点。
(さらに補追)
- キエロー光線
- このテクニックを使用すると、 しばらくクライアントから連絡が来なくなり、 どうしたのかなあと思っていると、 ある日担当営業から連絡が入り、 クライアント側の担当者が異動・離職・死亡等でいなくなり、 引き継ぎもままならないままプロジェクトが消滅しまったことを聞かされる。 検収後であれば痛くもかゆくもないが、 検収前だと売上が上がらず途方に暮れてしまうという諸刃の剣。 →ノビロー光線 (2006.02.02 candy)
- 復活の呪文
- キエロー光線の照射に成功し、プロジェクトが無くなったと思って油断していると、 突然連絡が入り、 「新しい担当の○○です、よろしくお願いします。早速ですが例の件で……」 などと言われてしまうアンチテクニック。 こちらが煮詰まっている時に限って使用される傾向にある。 (2006.02.02 candy)
- 一人三勤制
- ラブラブ LabVIEW FPGA のコンパイルは、 プログラムが大きくなると 2〜3 時間くらいかかるようになるため、 プログラム開発のサイクルが非常に遅くなってしまう。 これを打破するために開発されたテクニックである。 まず一勤担当が、現場に出張して現場プログラミングを行う。 現場の作業が終わって帰宅すると、仕事を二勤の担当に引き継ぎ、 FPGA プログラムを修正。 コンパイルをスタートして就寝。 朝 5 時、コンパイル結果を受け、三勤の担当が続きの作業を行う。 交替の時間になったら、出勤して一勤の担当に引き継ぐ。 この三つの担当をすべて一人でこなすのが、「一人三勤制」である。 (2006.04.11 candy)