東京・大田区で、乗用車を盗んだとして暴力団組員の男が逮捕されました。男は、繰り返し車を盗んでは乗り捨てていたとみられています。

 指定暴力団稲川会系組員の高尾友則容疑者(48)は今年6月、大田区の駐車場から乗用車を盗んだ疑いが持たれています。盗まれた車はナンバーが偽造されていて、先月13日、台東区で乗り捨てられているのが見つかりました。警視庁によりますと、車の中に残された指紋が高尾容疑者と一致したということです。取り調べに対し、高尾容疑者は「車は知人からもらった」と容疑を否認しています。ほかにも偽造ナンバーをつけた車が複数見つかっていて、警視庁は、高尾容疑者が自分で乗るために犯行を繰り返していたとみています。

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