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【サッカー】<目撃者>チームに湧く、清武A代表選出効果、U−22代表合宿2011年9月17日 紙面から
自然とあふれ出てくる。21歳の若武者の充実感。W杯アジア3次予選、リーグ戦、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝、そして五輪予選−。MF清武(C大阪)は事もなげに淡々という。 「今はサッカーをできることを幸せに感じます。忙しいことは良いことだと思いますし、もっともっとサッカーをやりたいという気持ちもあります」 マレーシア戦での活躍はもはやノルマ−。期待値が上がったからこその厳しい「視線」はあるが、それとは別の「視線」も注がれている。 「うれしいですね。本当に、素直にうれしいですね」。U−22代表主将MF山村(流通経大)は仲間の躍進を心から喜んでいた。清武が注いだ情熱、努力の量を知っている。だから、だろう。プレースタイルは大きく異なるが、自らを重ね合わせている。単なる憧れではない「刺激」が湧き上がっているのだ。 「自分たちの世代の選手が日本のトップのチームで活躍していることは自分たちの励みにもなるし、良い目標にもなります。弘嗣(清武)があれだけできているので、自分たちも頑張れば、これから先、(A代表に)入っていける可能性もあると思っています」 山村は「自分」ではなく、「自分たち」という言葉をあえて使った。五輪予選突破というチームの大目標に向けて、チームの士気は高まるばかりだが、清武がA代表への道筋をつけたことで、U−22代表内に新たな“息吹”も生まれている。(松岡祐司) PR情報
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