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【プロ野球】斎藤 4失点5敗目 きょうにもタカM点灯2011年9月17日 紙面から ◆ソフトバンク4−0日本ハム
強すぎた気持ちが空回りしたのか。大一番の先発を任された日本ハム・斎藤は要所で踏ん張れず、プロ初の3連敗を喫した。初回に内川に適時打を浴びて先制を許すと、2回にも2失点。5回にも松田に三塁線を破られて追加点を許し、5イニング8安打4失点でマウンドを降りた。 「緊張はしなかったけど、意識というか、意気込みは強かった。監督のために? もちろんその気持ちはありました」。5・5ゲーム差で迎えたソフトバンク3連戦。逆転優勝にかすかな望みをつなぐためにも、初戦は落とせない。ビックゲームのプレッシャーに加え、15日には梨田監督が今季限りでの退任を発表した。いつも以上に強かった勝ちたいという気持ちに、結果がついてこなかった。 「調子やボールは良かったと思うけど、ソフトバンクの打者は粘り強くて、うまく打たれた。ウイニングショットを早く見つけないといけない」。8月27日の西武戦(札幌ドーム)以来勝ち星から遠ざかっているルーキーは、悔しそうに試合を振り返った。 降板後のベンチでは、指揮官から「調子は良さそうだった。次は頑張ってくれ」と直々に励まされた。チームは17日に敗れるか引き分けると、自力Vが消滅するがけっぷち。自身も5勝5敗と“貯金”がなくなった。梨田監督に恩返しをするためにも、もう負けられない。 (臼杵秀之) PR情報
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