生活保護費奪い殺害で逮捕状
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生活保護費奪い殺害で逮捕状

9月15日 12時19分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

先月、千葉県柏市のプレハブで、70歳の男性が殺害されているのが見つかった事件で、警察は同じプレハブに住んでいた60代の男が、男性の生活保護費を奪って殺害した疑いが強まったとして強盗殺人の疑いで逮捕状を取り、行方を捜査しています。

この事件は、先月5日、柏市高柳にある解体工事会社の作業員の宿舎に使われていたプレハブで、ここに住んでいた無職の菊池比羅夫さん(70)が頭を鈍器のようなもので殴られて殺害されているのが見つかったものです。警察の調べによりますと、菊池さんは生活保護費を受給していて、事件の直前に近くのコンビニエンスストアのATMから現金を下ろしたことが確認されていますが、菊池さんの持ち物や部屋からは生活保護費がなくなっていたということです。また、このプレハブには菊池さんと60代の男の2人が住んでいましたが、事件のあと、60代の男の行方が分からなくなっているということです。警察は、この男が菊池さんの生活保護費を奪って殺害した疑いが強まったとして、強盗殺人の疑いで逮捕状を取り、男の行方を捜査しています。