2011年7月18日 23時16分 更新:7月19日 0時45分
大型で強い台風6号は18日午後、西日本の南海上をゆっくりとした速度で北上した。気象庁によると、午後11時現在の中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は60メートル。台風は19日に、勢力を維持したまま西日本の太平洋側にかなり接近して、進路を東に変える見込みだが、西日本に上陸する恐れもある。気象庁は「動きが遅く、大雨や暴風が広い範囲で長時間続くのが特徴で、最大限の警戒が必要」と呼びかけている。
気象庁によると、19日には西日本が暴風域に入り、九州南部から東海の海上は猛烈なしけとなる。19日に予想される最大風速は四国で40メートル。波の高さは九州南部と四国で12メートル、九州北部と近畿南部が10メートル。