サッカー女子W杯:日本、初優勝 PK戦で米破る

2011年7月18日 6時21分 更新:7月18日 15時17分

サッカー女子W杯決勝【日本・米国】延長後半12分、起死回生の同点ゴールを決め喜ぶ澤(中央・背番号10)と日本の選手たち=AP
サッカー女子W杯決勝【日本・米国】延長後半12分、起死回生の同点ゴールを決め喜ぶ澤(中央・背番号10)と日本の選手たち=AP

 【フランクフルト(ドイツ)江連能弘】サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会は17日(日本時間18日)、当地で決勝を行い、日本(なでしこジャパン)がPK戦の末、世界ランキング1位の米国を降し、初優勝した。年齢制限がないフル代表の国際大会で日本が優勝するのは男女を通じて初めて。澤(INAC)が通算5得点で大会得点王になり、大会の最優秀選手にも選ばれた。

 日本は前半、米国の縦への速い攻めに再三ゴールを脅かされたが、無失点でしのいだ。後半半ば、速攻からモーガンに先制を許したが、35分過ぎ、右クロスのクリアボールを、ゴール前に詰めていた宮間(岡山湯郷)が押し込み同点とした。

 延長前半の終了直前、ワンバックに頭で決められ、勝ち越されたが、延長後半、左CKから澤が押し込み再び追い付き、PK戦で決着がついた。

 世界ランキング4位の日本は、1次リーグを2勝1敗で突破。準々決勝で3連覇を狙ったドイツを倒し、準決勝でスウェーデンに逆転勝ち。初の決勝進出で一気に頂点に立った。米国は3大会ぶり3度目の優勝を逃した。日本はW杯で95年大会のベスト8、五輪は08年北京大会の4位が過去最高だった。

◇PK戦内容◇

  1234計

米国×××○1

日本○×○○3

top
文字サイズ変更
このエントリーをはてなブックマークに追加
Check
この記事を印刷

PR情報

スポンサーサイト検索

アーカイブ一覧

 

おすすめ情報

特集企画

東海イズム!チャレンジセンターの活動

対談第2回 チャレンジセンターで培う人間