美宝堂専務初公判 起訴内容を認める
11.08.08
うその投資話しで知人から現金をだまし取ったとして、
詐欺の罪に問われた名古屋の宝石店・美宝堂の専務の
初公判が8日、名古屋地裁で開かれ、専務は起訴内容を
認めました。
起訴状などによりますと、「美宝堂」の専務、野々垣敬被告
55歳は、2010年6月と7月、知人の男性医師にダイヤモンドへの
投資で高配当が得られるなどと持ちかけ、現金1400万円を
だまし取った詐欺の罪に問われています。
8日の初公判で野々垣被告は、「間違いありません」と起訴内容を
認めました。
続く冒頭陳述で検察側は、「銀行の融資が受けられなくなって
資金繰りに行き詰まり、だまし取った現金は取引先への支払いに
充てられた」と犯行までの経緯を指摘しました。