名古屋市東区の宝石販売会社「美宝堂」(事実上倒産)の専務による投資詐欺事件で愛知県警は17日、1400万円を詐取したとして詐欺罪に問われている野々垣敬被告(55)=公判中=が、同じ被害者からさらに600万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で名古屋地検に追送検した。
追送検の容疑は10年5月ごろ、東区の男性医師(49)に「1週間で10%の配当があるダイヤモンド投資の話がきました。私どもの保証をつけます」などと存在しない商社への投資を持ちかけ、600万円をだまし取ったとしている。容疑を認めている。【高木香奈】
毎日新聞 2011年8月19日 2時09分