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2011年9月16日12時13分

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まるで「スター・ウォーズ」 太陽2つ持つ惑星見つかる

写真:太陽系外惑星ケプラー16b(左下)と連星系の想像図=米航空宇宙局など提供拡大太陽系外惑星ケプラー16b(左下)と連星系の想像図=米航空宇宙局など提供

写真:16日に発売されるブルーレイディスク「スター・ウォーズ コンプリート・サーガ」のジャケット。二つの「太陽」があしらわれている(C)Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.)拡大16日に発売されるブルーレイディスク「スター・ウォーズ コンプリート・サーガ」のジャケット。二つの「太陽」があしらわれている(C)Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.)

 二つの「太陽」を持つ太陽系外惑星が米航空宇宙局(NASA)のケプラー宇宙望遠鏡の観測で見つかり、論文が16日付の米科学誌サイエンスに発表された。米映画「スター・ウォーズ」の舞台の一つ、架空の惑星「タトゥイーン」を思い起こさせる発見だ。

 見つけたのは、宇宙人探査を進める非営利組織SETI研究所のローランス・ドイル博士らの研究グループ。系外惑星を探すため、15万5千個の星を観測してきたケプラーの観測データから、重さが太陽の2割と7割の二つの恒星の周りの軌道を約229日かけて回る「周連星惑星」を初めて直接確認した。

 映画でタトゥイーンは、主人公スカイウォーカー父子の古里とされ、砂漠のような風景の上に広がる空に太陽が二つ見えるシーンが印象的だ。

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