COOL HAND通信
私はハードボイルド小説が好きだ。
ハードボイルドとは探偵を主人公とした小説だが、探偵を主人公にした小説がすべて
ハードボイルドという訳ではない。
ハードボイルドにおいて探偵は優れたインタビュアーだ。
優れたインタビュアーは、いくつか質問を重ねることで事実を暴き出す。
時にそれは陰謀や策略、世の欺瞞をも暴く。
だから嫌われる。そして、
『あなたって腹の立つ男ね』『俺の商売は腹の立つ男であることだ』
ということになる。
探偵は権力や体制や世間や大衆に従うつもりはない。
ただ見えない事実をかぎまわるハンターでありたいと思う。
それ以上でも以下でもない。
いつも痩せ我慢を友にしている。
よかったらそんな探偵を気取っている男の減らず口にお付き合いいただきたい。
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  『ファルージャのヤマシタ・タツロー』 2011年5月7日

  『この闇の向こうには』 2011年2月11日

  『退屈で散漫な午後』 2010年10月9日

  『嘘をついたのは誰?』 2010年4月4日

  『いつだって青い空―拒絶された追憶』 2010年2月24日

  『目的地は何処?〜不機嫌な社会主義〜』 2009年10月9日

  『オタマジャクシの降る夜は』 2009年8月23日

  『レーニンの穴』 2009年5月31日

  『神も退屈する─ガザから遠く離れて』 2009年2月1日

  『柿の実、堕ちた』 2008年12月27日

  『マッチ箱跳んだ』 2008年5月11日

  『報いの銃弾』 2008年3月3日

  『長い沈黙』 2007年12月29日

  『普通の生活』 2007年4月14日

  『偶然の殺人』 2006年12月28日

  『柔らかな帽子』 2006年2月4日

  『午前2時のナマズ』 2005年12月27日

  『アドルフ・Eの亡霊』 2005年9月25日

  『退屈な夏、ロンドンからの手紙』 2005年8月20日

  『さらば愛しき街よ』 2005年7月10日

  『私をデモに連れてって』 2005年6月20日

  『私達に歌はあるか』 2005年5月29日

  『少年とチョコレート』 2005年2月20日

  『境界線上の子供たち』 2004年12月31日

  『かゆい背中』 2004年11月18日

  『ある人の質問』 2004年4月26日

  『無精ヒゲの考察』 2004年4月26日

  『ジハード(聖戦)はある』 2004年3月22日

  『アドルフに告ぐ』 2004年1月13日

  『パリの天才ドライバー』 2004年1月3日

  『恥の時代』 2003年12月26日

  『死の再利用−殉教は美しいか』 2003年12月8日

  『終わらない夏』─父の書斎にて 2003年10月14日

  『青い空の下の普通の生活』 2003年7月3日

  『何がしたいのか』 2003年6月9日

  『地図にはない道』 2003年6月4日

  『普通に豊か』 2003年5月23日

  『戦争の実相』 2003年4月20日

  『絶望と希望のはざまで』 2003年3月20日

  『私たちは何者か?』 2003年3月6日

  『現場に行ってこそ』 2003年1月13日

  『世界でいちばん憂鬱な場所』 2002年11月28日

  『退屈という名の病い』―またはある番組の終わり 2002年8月6日

  『私の中のテロリスト』 2002年5月12日

  『アフガンは笑う』 2002年4月3日

  『ジャパニーズの退屈な午後』または『点滴の夜』 2002年4月5日

  『NGOは誰のため?』 2002年2月22日

  『立ちすくむ』―傍観者以外の何者でもなく 2002年1月4日

  報告〜パレスチナ〜 2001年12月17日

  『水汲みロイちゃん』 2001年11月24日

  『平壌でボッタクリ―崩壊か開放か』 2001年11月20日

  『文明の退屈』 2001年11月8日

  『お知らせ』 2001年11月7日

  『北を目指すな』 2001年9月24日

  『いつもと変らぬ青い空』 2001年9月21日

  号外 『反省しない人々』 2001年9月12日

  『「夏の陽炎―『た。』の効用」』 2001年8月16日

  『メールの世界』 2001年8月16日

  『17歳の頃』 2001年8月13日

  『連動するポピュリズム』 2001年7月7日

  『家に帰ろう』 2001年6月28日

  『昔々…』 2001年6月19日

  号外 2001年6月19日

  『哀しき熱帯』 2001年5月29日

  『みんな『国家』を愛してる』 2001年4月24日

  『見ることより他に 〜パレスチナの青い空〜』 2001年1月28日

  『マクドナルドなんかいらないよ』 2001年1月24日

  『K君への手紙 〜臆病者の檻〜』 2001年1月4日

  『メディアが権力を補完する時 〜なぜ『COOL SHAND』なのか〜』 2000年12月13日

  『パレスチナ投石の構図』 2000年11月21日

  『戦争ほど素敵な商売はない』 2000年11月5日

  『トーリ監督の涙』 2000年11月27日

  『新しいファシズム』 2000年10月23日

  『ユーゴ・25歳の憂鬱』 2000年10月24日

  『ベオグラードへ行く前に』 2000年10月8日

  『平壌ドボン』 2000年9月12日

  『北朝鮮を擁護する』 2000年8月31日

  『戦争という犯罪について』 2000年8月14日


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