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【社会】

セシウムで乳幼児食品に新基準 厚労省検討 母親の不安に配慮

2011年9月15日 21時30分

 東京電力福島第1原発事故による放射性セシウムの食品汚染に関連し、厚生労働省が粉ミルクなど「乳幼児用食品」をほかの食品と分け、新基準値を設ける方向で検討していることが15日、分かった。

 内閣府食品安全委員会が7月末、「子どもは放射性物質の影響を大人より受けやすい可能性がある」との見解をまとめたことを受けての対応。母親らの不安を払拭するため対策が必要と判断した。

 今秋に本格化する暫定基準値の見直し作業と併せ、同省内の審議会の検討課題に盛り込み、専門家らで議論する方針。実現すれば、現在の暫定基準値より厳しい値になるとみられる。

(共同)
 

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