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放射能廃棄物、原発事故後初の六ヶ所村返還
使用済み核燃料を再処理した後に残る放射能レベルの高い廃棄物が福島第一原子力発電所の事故後初めてイギリスから返還され、青森・六ヶ所村の港で15日、陸揚げが行われた。
イギリスからの輸送船「パシフィック・グリーブ」は15日午前7時前、六ヶ所村のむつ小川原港に接岸した。返還されたのは、国内の原発から出た使用済み核燃料をイギリスで再処理した後に残った放射能レベルの高い廃棄物。イギリスからの返還は去年3月に続いて2回目で、ガラスで固めた76本の固化体が3つの輸送容器に収められている。
今回は、福島第一原発事故を受けて国が原子力政策の検証を予定する中での返還となった。港の近くでは、県内外の市民団体が搬入反対を叫んでいるが、混乱は起きていない。
15日午前11時過ぎから輸送容器の陸揚げが始まり、夕方までには六ヶ所村内の施設に運び込まれる。
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