開成中の体育教諭　１７歳女子高生と“姫始め”

　神奈川県警麻生署などは１４日、今年の元日に女子高生にみだらな行為をしたとして、東京都青少年健全育成条例違反の疑いで、私立開成中学校の教諭・木畠雄一容疑者（２８）＝東京都葛飾区堀切＝を逮捕した。同校は、中高一貫教育の男子校で、高校は３０年連続で東大合格者数日本一の名門として知られる。

　木畠容疑者の逮捕容疑は、１月１日午前１時半ごろと同９時ごろ、東京都町田市の当時の自宅で、高校２年だった女子生徒（１７）に、みだらな行為をした疑い。県警によると、同容疑者は、インターネットの会員制交流サイト「ミクシィ」で、女子生徒と知り合い、メールをやり取りするようになった。１８歳未満と知りながら、自宅に呼んだとみられている。

　開成学園によると、木畠容疑者は、非常勤講師として２年間勤めた後、昨年４月から専任教諭となった。中学１年生の学級担任と保健体育指導を担当。また、ボート部の顧問も務めていた。独身だという。

　学園の鈴木康夫事務長によると、同容疑者は「若いこともあってか、生徒の兄貴分のような感じで接していた。明るくて、生徒からの受けもよかった」という。逮捕については、「事実関係を確認中なので、コメントできない」としている。同中学では近く、１年生の父母らに事情説明を行う方向で検討している。