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【プロ野球】

ドラ1兄弟の赤川が完投に意欲

2011年9月13日 紙面から

 4月以来の6連勝と絶好調の首位ヤクルトは12日、広島戦(13〜15日、マツダ)に向けて広島へ移動した。初戦の先発が予定されているのは、プロ3年目でローテ入りした赤川克紀(21)。高卒ドラフト1位4兄弟の1人として、ほかの3人に追いつくためにも必勝を誓って、広島入りした。

 赤川は、8月からローテに加わり2勝1敗。前回登板の横浜戦では、自己最長の7イニングを投げ、無四球で無失点。ヤクルトは06年入団で10月に24歳になる村中、07年入団で23歳の増渕、08年入団の由規と、U−23(23歳以下)の高卒ドラフト1位投手がローテで活躍している。宮崎商からドラフト1位で09年に入団した赤川も続きたいところ。だが荒木チーフ兼投手コーチは「完投もしてないんだから“4兄弟”とはまだ認めないよ」と手厳しい。赤川がサインミスをした時に「これからは何かあったら連帯責任だ」と、4人並べてカミナリを落としたというが、これも、3人に追いついてほしい期待の表れだ。

 広島移動前に神宮外苑で汗を流した赤川も「由規さんが帰ってくるまで自分が頑張らなきゃという気持ちはある。(中継ぎの)バーネットも(手首骨折で)いないし、長いイニングを投げることは絶対条件だと思う。次の段階に行かなきゃ」と自覚は十分。完投で3勝目をもぎとり、だれもが認める“ドラフト1位4兄弟”の末弟になる。 (竹村和佳子)

 

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