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【ゴルフ】

石川遼の左肩は炎症直前だった ANAオープンあす開幕

2011年9月14日 紙面から

降り出した雨の中で練習ラウンドを行った石川遼=北海道・札幌GC輪厚Cで

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 15日に開幕するANAオープン(北海道・札幌GC輪厚C、賞金総額1億1000万円、優勝2200万円)の練習ラウンドが13日行われ、前週の試合を左肩の違和感で急きょ欠場した石川遼(19)=パナソニック=がインの9ホールを回った。17日に20歳の誕生日を迎えるとあって“20代最初の優勝”を視界に入れた。

 前週の大会直前に欠場したことの原因になった「左肩の違和感」について、遼は「今年に入ってから、バックスイングで不自然な力やひねりが加わると肩がカクッとなったりした。医者に話したら『炎症を起こす手前。続けたら炎症を起こす可能性があるから休んだ方がいい』と言われた」と説明した。前週の週初めからトレーニングを行い、週末にボールを打つ練習を再開したという。

 この日はインの9ホールをラウンド、グリーン周りのラフなどの抜け具合を入念にチェックした。肩の状態はいいという。

 予選ラウンドの組み合わせが発表され、諸藤将次と盧承烈(韓国)の飛ばし屋2人にはさまれた。遼は「大いに力みますね。(第2打を最初に打つ)セカンドオナーの嵐でしょうね」と苦笑い。ほかの選手とではあまり経験のないセカンドオナーだが、「米ツアーで経験しているのでペースが乱れることはないと思う」という。むしろ「今の自分の飛距離に満足していないので、初めて回る諸藤さんがどこまで飛ばすか見てみたい」と話した。

 9月17日が誕生日の遼は、3日目の土曜日に20歳になる。「20歳になるのをきっかけに“新たな道を開く”くらいの気持ちでやっていきたい」。“20代初V”へ気合は十分だ。 (櫛谷和夫)

 

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