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町長、国に延長要請/上関・原発交付金

2011年09月14日

  上関町の柏原重海町長は13日、来年度までの4年間で使う予定だった25億円の原発立地地域特別交付金について「(使う)期間を延長してほしいと国にお願いした」と明らかにした。町議会での一般質問に答えた。

◆「事実判断に時間」議会答弁

  町は、この交付金を含めた原発関連交付金が交付されることを前提にまちづくりを進めてきた。福島第一原発の事故を受け、交付金が支給されるのか不透明になったため、計画の見直しを含めて判断する時間が必要と考えたという。

  町は、年内に完工予定の温泉施設と、計画中の総合文化センター(仮称)やふるさと市場(同)の建設費にこの交付金を充てる予定だった。維持費も来年度以降に交付される別の交付金でまかなう予定だったが、交付の見通しが立たず、町は計画中の二つの着工を保留している。
(渡辺純子)

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