死刑制度:平岡法相「国民的な議論を」

2011年9月13日 20時40分 更新:9月13日 23時33分

インタビューに答える平岡秀夫法相=法務省で2011年9月13日、塩入正夫撮影
インタビューに答える平岡秀夫法相=法務省で2011年9月13日、塩入正夫撮影

 平岡秀夫法相は13日、報道各社のインタビューで死刑制度について「執行するかしないかだけでなく、制度を国民と一緒に考えたい。国民的な問題提起をどう受け止めるかも考えたい」と制度存廃の是非も含めた国民的な議論を進めたいとの意向を示した。一方で「死刑執行を停止する判断に立つことはできない。死刑執行命令が法相の職責であることは十分承知している」との認識を示した。

 取り調べの可視化については「刑事司法制度全体の見直しの中で一番大きな課題は可視化だ。できるだけ早く結論を出して実行していきたい。全事件、全過程(での導入)が一つの理想」と述べ、早期法制化に意欲を示した。【石川淳一】

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