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まちの歌披露 草津でオープンミュージアム

宮島街道にしひがし

広島女学院大学の学生が浴衣姿で歌を披露した

【西区】まちそのものを博物館に見立てて歴史や文化を紹介し、まち歩きや特産品販売をしたりする「草津まちオープンミュージアム」が今年も4日、地元広島市西区の草津一帯であった。新たに作ったまちの歌「草津散歩みち」を初披露して、集まった人たちと一緒に歌って喜んだ。
 「草津 散歩みち」は広島女学院大学の三枡正典准教授が作詞作曲した。三枡准教授は教員仲間と組むバンド「ティーチャーズ」としての活動も人気を呼んでいる。
 「昔いくさの港だった」「鏝絵」など地元のさまざまを歌詞に織り込んだ。「方言を大切にしてほしい」という地元住民の希望も取り入れた。曲はまさに、まちをのんびり歩くようなテンポに仕上がった。草津まちづくりの会の宮川秋三代表は「地元の歌として親しんでもらいたい」と呼び掛けた。
 当日は、オープニングとして、同大学の学生4人がステージに浴衣姿で登場し歌ってみせた。続いて、集まった来場者たちに呼び掛けて一緒に歌った。覚えやすいメロディーに、遊びに来た人も関係者も「歩いてみて 草津のみちを 歩いてみて うちらのまちを」とすぐに口ずさんでいた。
 当日は、小泉本店酒蔵コンサート、草津特産の練り製品販売、フリーマーケット、まちガイドによるツアーなどでもにぎわった。