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11月に実施される見通しの大阪府知事選で、大阪弁護士会所属の弁護士、梅田章二氏(60)が13日、共産党推薦の無所属で立候補することを表明した。
知事選は、11月27日投開票の大阪市長選へ出馬する意向の橋下徹知事の辞任に伴うもので、市長選と同日に投開票される見通し。
府庁で会見した梅田氏は、橋下氏が率いる大阪維新の会が6月に府議会で成立させた、教職員に君が代の起立斉唱を義務付ける条例を批判。「橋下府政は強引。数さえあれば何でもできると思い上がっている」と語った。
梅田氏はまた、維新の会が教育への政治の関与をうたい、9月議会に提出する教育基本条例案にも「条例が通れば公教育が破壊される」と反対する立場を表明。原発の廃止や太陽光発電への補助などを訴える方針で、今後マニフェストを作成する。