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2011年9月13日6時20分

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秋になってもサマータイム コスト削減の思惑も

表:サマータイムを導入した会社拡大サマータイムを導入した会社

 始業・終業時間を早めるサマータイム(夏時間)を、秋以降もつづける企業が出てきた。仕事の効率があがり、退社後の時間を有意義に使えるなどの効果があるためという。コストを引き続き削減したい経営側の思惑も見え隠れする。

 5月に始業・終業時間を通常より1時間早める夏時間を導入したユニ・チャームは、終了日を9月30日から来年3月30日に延ばした。「仕事の密度が高まり、残業が減る効果があった」(広報担当者)。働き方の改善につながったとして、冬も夏時間に取り組むことになった。

 伊藤園は1時間早める夏時間を9月30日まで実施するが、10月1日以降も、戻すのは30分だけで、従来より30分早い態勢を続けることにした。「帰宅後に家族とすごす時間が増えた」と社員に好評だったため、勤務時間の前倒しを続ける。

 大丸松坂屋百貨店の親会社Jフロントリテイリングの場合、東京・八重洲の本社での勤務時間を夏時間の午前9時〜午後5時20分に固定した。夏時間にする直前の5月末までの終業時間は午後6時15分。「早めに仕事を終えて勉強の時間に使って欲しい」という経営側の考えがあるという。

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