<夢の3シェフNEO 秋だ!さんま七変化>
専門家ゲスト:
日本料理・橋本幹造さん(一凛(いちりん)店主)
イタリアン・マリオ・フリットリさん(マリオ・イ・センティエリ オーナーシェフ)
中国料理・井桁良樹さん(老四川 飄香(ピャオシャン)店主)
<【番組冒頭】東京でも3,700か所超! 土砂災害の危険>
専門家ゲスト:谷和夫さん(地盤災害の研究家 横浜国立大学大学院教授)
リポーター:西堀裕美アナウンサー
今回の3シェフNEOは、お待ちかねの秋の味覚“さんま”がテーマでした。
今年は、去年のおよそ2倍のサンマが水揚げされています。食べ方がワンパターンになりがちですが、さまざまなさんま料理をご紹介し、その魅力に迫りました。
脂の乗ったさんまを軽く酢締めにして、棒ずしに仕上げました。きゅうりもみに混ぜ込んだ一味とうがらしがさんまの甘さを引き立てます。
・さんま(刺身用)・・・1匹
・塩・・・少々
・きゅうり・・・2本
・青じそ・・・10枚
・しょうが・・・15グラム
・塩・・・50グラム
・一味とうがらし・・・少々
・ごはん・・・300グラム
・いりごま(白)・・・適量
【締め酢】
・米酢・・・60ミリリットル
・水・・・120ミリリットル
【すし酢】
・米酢・・・45ミリリットル
・砂糖・・・30グラム
・塩・・・10グラム
※生のさんまには、食中毒の原因となる「アニサキス」という寄生虫がいるおそれがあります。
さんまを生で調理する際には、
○「アニサキス」が寄生していることが多い内臓を取り除き、十分に洗う。
○うずまき状になっていることが多い「アニサキス」を見つけたら取り除く。
○冷凍すると死滅するので、いったんマイナス20度で48時間以上冷凍する。
という対策をとることで、感染の確率を下げることができます。
さんまのフリットに、オレンジとトマトの甘酸っぱいソースをかけた一品。衣にビールを使うことで、サクサクっとした食感に仕上がります。
・さんま・・・1匹
・塩・こしょう・・・各少々
・薄力粉・・・適量
【衣】
・薄力粉・・・70グラム
・塩・・・ひとつまみ
・ビール・・・100ミリリットル
・揚げ油・ルッコラ・・・各適量
【ソース】
・オレンジ・・・1コ
・ミニトマト・・・12コ
・ドライトマト・・・30グラム
・オリーブ・・・10コ
・ケイパー・松の実・・・各10グラム
・エクストラバージンオリーブ油・・・30ミリリットル
・白ワインビネガー・・・小さじ2分の1
・イタリアンパセリ(みじん切り)・・・小さじ1
・塩・こしょう・・・各適量
・バルサミコソース・・・適量
・バルサミコ酢・・・200ミリリットル
・ハチミツ・・・大さじ1
鍋にバルサミコ酢とハチミツを入れ、弱火で12~13分ほど煮詰める。
※ 火を止める目安は、全体に粘りが出て大きな泡が立ち始めた頃。最初の分量の4分の1の量になるまで煮詰める。
※ 密閉容器に入れて常温で3か月程度保存が出来る。
さんまをしっとりと蒸し上げました。味の決め手は、肝を使ったピリ辛ソース。
四川の伝統的な調味料「トウチチュウ」を納豆で手軽に作る方法もご紹介しました。
・さんま・・・1匹
・なす・・・1コ
・細ねぎ・・・8本
・しょうが(薄切り)・・・4枚
・塩・・・2つまみ
・こしょう・・・少々
・紹興酒・・・大さじ1
・ひきわり納豆・・・2パック
・サラダ油・・・大さじ3
・豆板醤・・・小さじ1
・にんにく(みじん切り)・・・小さじ2分の1
・しょうが(みじん切り)・・・小さじ2分の1
・砂糖・・・小さじ1
・しょうゆ・・・小さじ2分の1
・細ねぎ(みじん切り)・・・大さじ1
・黒酢・・・小さじ2分の1
・ホワジャオ・・・少々
・香菜・・・適量
住所:根室市花咲港68番地
電話:0153-25-3266
※さんまの刺身の値段は時価です。
※営業時間・定休日などは、お店にご確認ください。
住所:品川区上大崎2-13-3
電話:03-5420-3945
※さんまのつみれ汁・・・780円 ・さんまのかば焼き・・・680円 ・さんまの南蛮漬け・・・580円
(時期によりメニューや値段に変動があります。)
※営業時間・定休日などは、お店にご確認ください。
トップシェフ3人のテーブルコーディネートを担当するのは、山本侑貴子さん。
番組ではご紹介しきれなかった「コーディネート」のポイントをお伝えします。
クロス・・・黒
折敷・・・塗り
テーブルナプキン・・・砂色 和風染ナプキン
お皿・・・桶栄 桧(ひのき) 長角板皿
箸置き・・・上黒粉引丸型箸置き 吉田次朗・作
箸・・・茶席箸(利休箸)
グラス・・・金ぱく入り ガラス 御猪口(おちょこ)
花瓶・・・二トリ
花・・・木イチゴの葉/カラー(オレンジ)
【山本さんのポイント】
伝統と斬新さの両方さを併せ持った粋な料理です。
コーディネートも、お料理に合わせて「和モダン」を意識しました。
緑の葉を使い凛とした雰囲気を出してみました。
クロス・・・茶色
テーブルナプキン・・・モスグリーン アレクサンドルチュルポー
お皿・・・白 レイノー オマージュ
カトラリー・・・二トリ
グラス・・・イタレッセのワイングラス
キャンドルホルダー・・・WEDGWOOD
花瓶・・・二トリ
花・・・ケイトウ(オレンジ・黄色・緑・)/ファガス
【山本さんのポイント】
秋の始まりを感じさせる、少し落ち着いたトーンのコーディネートにしました。
料理がオレンジやトマト、ルッコラのグリーンと色鮮やかなので、テーブルクロスはバルサミコソースの茶色に合わせました。キャンバスであるお皿はシンプルに白。
花瓶やキャンドルホルダーなどのフィギュアも白で統一しました。
クロス・・・ベージュ 中華文クロス
テーブルナプキン・・・えんじ 韓国織柄入りナプキン
お皿・・・白磁リム付き皿 青木良太・作
カトラリーレスト・・・安藤泰蔵 凹凸長角箸置き
箸・・・漆塗り分け利休箸
グラス・・・バカラ
花瓶・・・ 紫
花・・・ラン(紫)
【山本さんのポイント】
「黒、ベージュ、えんじ」の3色でコーディネートをまとめました。
テーブルコーディネートは基本の色を3色でまとめるのがポイントです。
お皿は小さいよりも大きいほうがおススメ。「大は小を兼ねる」です。
大きめのお皿に盛りつけて、余白の美を楽しみます。
番組冒頭では、東京都内で3,700か所を超える土砂災害の危険箇所について取り上げました。地盤災害が専門の谷和夫教授に同行していただき、都心ならではの土砂災害危険箇所について紹介しました。また、都市部で土砂災害に遭われた方の体験をもと、私たちにできる備えや注意点を考えました。
・擁壁にすき間がないか
・擁壁がせり出していないか
・雨の日 排水孔から水が流れているか
・石が転がる音
・排水孔からの水が濁っている
各都道府県が公開している土砂災害危険箇所と土砂災害警戒区域を確認することができます。
ホームページ:http://www.mlit.go.jp/river/sabo/link_dosya_kiken.html