廃品回収を装ってバイクを盗んだとして、警視庁捜査3課は5日、東大和市向原5、自称廃品回収業、山田力男容疑者(62)ら男3人を窃盗などの疑いで逮捕したと発表した。捜査3課は、昨年9月から、都内や神奈川、埼玉両県で計約300台(被害総額約2000万円)のバイク盗を繰り返したとみている。バイクは組み立て直してオークションで転売していたという。
逮捕容疑は7月2日、大田区大森本町2のマンション駐輪場に侵入し、男性管理人(69)の原付きバイク(3万円相当)を盗んだとしている。
捜査3課によると、山田容疑者らはフロントガラスに「オートバイ商」と書いたプレートを置いた軽トラックを使用。つなぎの作業服で業者を装い、怪しまれないようにしていたという。【内橋寿明】
〔多摩版〕
毎日新聞 2011年9月6日 地方版