ジュネーブ軍縮会議:カナダがボイコット 北朝鮮議長批判

2011年7月14日 20時33分

 【ニューヨーク山科武司】カナダ政府が、北朝鮮が持ち回りで先月27日から議長を務めているジュネーブ軍縮会議の「ボイコット」を発表した。北朝鮮が核兵器輸出国であることに加えて、軍縮でも義務を果たしていないことが理由。

 軍縮会議では加盟65カ国がアルファベット順に議長に就任する。カナダのベアード外相は11日、「北朝鮮の議長就任は、軍縮の枠組みと国連の威厳を傷つけるものだ」と指弾し、「軍縮会議をボイコットする」と表明した。北朝鮮の議長任期が終了する8月19日以降は会議に復帰するという。

 軍縮会議では兵器用核分裂性物質生産禁止(カットオフ)条約の早期交渉開始を目指している。

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