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【格闘技】八重樫東が世界挑戦 10月24日に大阪で2011年9月13日 紙面から
WBA世界ミニマム級3位八重樫東(28)=大橋=が10月24日に東京・後楽園ホールで同級王者ポンサワン・ポープラムック(33)=タイ=に挑戦することが12日、横浜市の大橋ジムで発表された。八重樫は4年ぶり2度目の世界挑戦。岩手県出身とあって「絶対にチャンピオンになる。東日本大震災の被災地に力を与えられる試合をしたい」と自信をみなぎらせた。 高校、大学時代にアマで活躍。プロ入り後もスピードを武器に、7戦目でWBC世界ミニマム級王座に挑戦。強打の王者イーグル京和(角海老宝石)と激闘を繰り広げ、2回にあごを砕かれながらの判定負け。その惨敗を糧にしての2度目の世界戦に“何が何でも”の思いをにじませた。 23勝(16KO)3敗1分けの右ボクサーファイターであるポンサワンについては「前に出てくるファイター」と分析。大橋会長は八重樫の成長を認め、「前回の挑戦時との違いは、結婚して子供がいること」と家族を守る責任感を挙げて期待した。 (山崎照朝) ▼八重樫東(やえがし・あきら) 1983(昭和58)年2月25日、岩手県北上市生まれの28歳。159センチ。黒沢尻工高時代にインターハイでモスキート級優勝。拓大で国体ライトフライ級優勝。アマ戦績は70戦56勝(15KO・RSC)14敗。2005年3月プロデビュー。07年6月、国内最短世界王座獲得記録の更新を狙ってプロ7戦目でWBC世界ミニマム級王座に挑戦したが判定負け。09年6月に日本ミニマム級王座を獲得し、3度防衛。戦績16戦14勝(7KO)2敗。スピードが武器の右ボクサーファイター。家族は彩夫人(27)と1男1女。 PR情報
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