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【プロ野球】

楽天 来季も甲子園主催!?

2011年9月13日 紙面から

 楽天が来季も甲子園でホームゲームを開催する構想が持ち上がっていることが12日、明らかになった。球団関係者が「来季の日程については草案もできあがっていない状態だが、甲子園でやりたいという動きはある」と話した。

 今季は開幕直後に、東日本大震災で被災したKスタ宮城に代わって甲子園、ほっともっと神戸の2球場で主催試合を行った。急な開催だったが、4月15〜17日の甲子園(オリックス戦)では3日間で6万3619人が集まった。関西の野球ファンに、そのお礼をしたいとの思いもあり、来季の甲子園開催が浮上したが、実現には、クリアしなければいけない問題がある。

 野球協約は、他球団の保護地域で試合をするためには、保護権を有する球団すべてに承諾を得る必要がある、としている。甲子園の場合は、阪神の承諾が必要。今季は震災直後ということもあって協力を得られたが、交渉が必要となる。阪神の監督、オーナー付シニアディレクターだった星野仙一監督(64)の太いパイプも活用しながら、実現できるかを探っていく。

 一方で、甲子園開催が決まった場合、Kスタ宮城以外の東北地方での主催試合が減る可能性がある。もともと、本拠地のKスタ宮城以外での主催試合を4試合前後行っており、今季も、当初は東京ドーム、福島・郡山、秋田、盛岡で予定していた。東北を代表するチームとして、東北地方での試合を重視すべきでは、の声もあるだけに、この点も含めて今後、議論していくことになる。

 

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