'11/9/13
旧市民球場の解体本格化<動画あり>
広島市が解体を進めている旧市民球場(中区)で12日、スタンドなどを取り壊す工事が本格的に始まった。被爆地の復興のシンボルは来年2月中旬までに、保存するライトスタンドの一部を除き姿を消す。
正面と一塁側スタンドは昨年度中に解体が完了。第2期工事は先月2日に始まった。この日は解体用の圧砕機3台が、防音シートで覆われたレフトスタンドを内側から突き崩していった。
市の計画では、スタンドやバックスクリーンなど地上部分の取り壊しは10月下旬で終わる。続いて基礎部分の解体や整地作業に取りかかり、来年2月中に2年がかりの解体工事を完了させる。
【写真説明】第2期解体工事が本格化し、レフトスタンドの取り壊しが始まった旧広島市民球場