9月13日のながさきニュース
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長崎新聞
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斜面の“町”提案 長崎で19日までデザイン展

| グループが提案した斜面地に立つ集合住宅の模型=長崎市、長崎港松が枝国際ターミナルビル |
長崎市南部の斜面地を舞台に新しい“町”づくりのプロジェクトを進めている建築家らのグループが計画を紹介する「坂ん街Design(デザイン)展」を同市松が枝町の長崎港松が枝国際ターミナルビルで開いている。19日まで。
プロジェクトは、同市戸町1丁目の長崎港に面した斜面地約2万3千平方メートルを活用して、集合住宅やカフェ、ホテルを整備する構想。斜面の切り崩しなど大規模な造成工事は伴わず、課題となる「縦の動線」は、ホテルのエレベーターを併用して克服するという。
グループは建築家の谷尻誠氏をはじめ、国際的なエンジニアリング会社「ARUP」の設計士など8社約30人。構想の具体化に向けて、既にデベロッパーとの折衝などを進めており、一部施設は、早ければ来春にも着工したい考え。
会場では、パネルや模型でプロジェクトを紹介。グループの有田一郎代表=長崎市=は「斜面地でも人が住みやすいよう、住居や商業施設といった複合的な町を提案している。多くの人の意見を参考にしたい」と話している。
「−デザイン展」は午前10時から午後6時まで見学できる(17〜19日は同8時まで)。入場無料。
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