経済・IT首相、TPP参加に慎重姿勢 経団連会長との会談で2011.9.12 12:17

  • [PR]

[経済・IT]ニュース

  • メッセ
  • 印刷

首相、TPP参加に慎重姿勢 経団連会長との会談で

2011.9.12 12:17
経団連の米倉弘昌会長(左)と会談する野田首相=12日午前、首相官邸

クリックして拡大する

経団連の米倉弘昌会長(左)と会談する野田首相=12日午前、首相官邸

 経団連の米倉弘昌会長は12日、野田佳彦首相を官邸に訪ね、当面の経済運営について意見交換した。席上、米倉会長は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加問題について「10月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)が重要なタイミングだ」と述べ、日本の早期参加を促したが、野田首相は「バランスをとって考えたい」と述べるにとどめ、慎重姿勢を示した。

 米倉会長はまた、先週、日中経済協会が訪中した際に面談した李克強副首相が「日中間の戦略的互恵関係を新しいレベルに引き上げたい」と述べていたことを伝達。来年の日中国交正常化40周年に向け、経済界も相互交流を深める考えであることを表明した。

 野田首相は「諸課題にスピード感を持ってあたりたい」と決意を示し、「成長戦略の実現と財政再建のバランスをとって進めていきたい」と語った。

このニュースの写真

経団連の米倉弘昌会長(左)と会談する野田首相=12日午前、首相官邸

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital