暴力団排除条例改正案 提出へ
暴力団排除条例改正案 提出へ 09/13 12:06

暴力団に対する締め付けを強化するため、福岡県は暴力団排除条例の改正案をまとめ、9月定例県議会に提案すると発表しました。

改正案ではまず、暴力団事務所に青少年を立ち入らせることを禁じます。

また、事務所内で麻薬やわいせつ事案など、青少年に有害な行為があった場合、事務所の使用を制限します。

特に、この有害行為が学校や図書館の近くなど、禁止区域にある事務所で行われた場合は、事務所を廃止させることが盛り込まれました。

全国でも初めての条項です。

さらに、福岡市の中洲や天神、北九州市の黒崎や堺町など、県内の7地区の飲食店やパチンコ店など、公安委員会指定の店舗には、組員の立ち入りを禁止します。

改正案は今月20日からの県議会に提案され、一部の規定を除いて、来年2月の施行を目指します。