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▽レス始

「Mercenary of Zero 16話(ゼロの使い魔)」

相原 (2007-06-29 16:32/2007-06-29 16:36)
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ゴーレムの胸へと吸い込まれたロケット弾は、本来の用途通り着弾の瞬間新刊を作動させ、炸裂した。

装填されていた弾頭の種類はサーモバリック弾頭―――
トンネルや家屋に対して爆発時の圧力を利用して大きなダメージを与える弾頭である。
炸裂の瞬間、ゴーレムは内部から爆発したかのようにバラバラに飛び散っていた。
フーケは咄嗟にゴーレムの腕を掲げてRPGの爆発を防ごうと試みたが、主に爆発時の衝撃波に重きを置いた弾頭のそのあまりの威力に、ゴーレムの上半身ごと吹き飛ばされる。

幸運だったのはフーケの操っていたゴーレムのほぼ全てが土で構成されていた事だろう。
爆発の威力の大半はゴーレムが吹っ飛んだ際にその土に吸収されていた為、叩き落された際に体中を強く打ちのめされた事以外に彼女の負った怪我といえば全身の軽い擦り傷ぐらいである。もっともそれでも、意識を手放すのには十分だったが。
もしゴーレムが岩などで作られていたら、爆発の際飛び散った破片でフーケはズタズタに引き裂かれていただろう。


下半身のみとなり、また術者のコントロールを失ったゴーレムが崩れ落ちる。

そのすぐ向こうには、意識の無いフーケが横たわっている。

ルイズは才人のすぐ横で呆然とし、木陰に隠れていたキュルケは才人の元へと駆け寄ってくる。


「・・・だから、こんな物ほっといてさっさと逃げときゃよかったんだ。」


ブスブスと点火した固体ロケットの残り香を嗅ぎながら―――――才人は溜息をついてそう漏らしたのだった。


         16:Party Time


あの後フーケを捕らえた才人達は学院に戻ると、学院長室で、オスマン氏は戻ったルイズ達の報告を聞いていた。


「ふむ・・・ミス・ロングビルが土くれのフーケじゃったとはな・・・・・美人だったもので、何の疑いもせず秘書に採用してしまった。」
「いったい、どこで採用されたんですか?」


隣に控えたコルベールが尋ねた。


「街の居酒屋じゃ。私は客で、彼女は給仕をしておったのだが、ついついこの手がお尻を撫でてしまってな」
「で?」


コルベールが促す。オールド・オスマンは照れた様に告白した。


「おほん。それでも怒らないので、秘書にならないかと、言ってしまった。」
「なんで?」


全く理解できない、といった様子でコルベールが尋ねる。
返答に詰まったオスマン氏はするとおもむろに、


「カァーッ!」


といきなり目をむいて怒鳴った。年寄りとは思えない迫力である。
それから間を空けるようにコホンと咳をすると、今度は真顔になって、


「おまけに魔法も使えるというもんでな」
「死んだほうがいいのでは?」
「・・・どの世界にも野郎が色仕掛けに弱いのは変わんねえなあ。」


コルベールがボソリと呟き、その少し後ろで才人が呆れた様な、どこか悲哀に満ちた声を漏らす。
微妙に自嘲気味な辺り、才人も何気に身に覚えがあるらしい。その内容を聞いた隣のルイズが思わず肘でつついた。


「今思えば、あれも魔法学院にもぐりこむためのフーケの手じゃったに違いない。居酒屋でくつろぐ私の前に何度もやってきて、愛想良く酒を勧める。魔法学院学院長は男前でしびれます、などと何度も媚を売り売りいいおって・・・・・
終いにゃ尻を撫でても怒らない。惚れてる?とか思うじゃろ?なあ?ねえ?」


・・・・・・ここまでくると怒る気にもなれないのはどうしてだろうか?

それを聞いたコルベールが思わずたじろいだ。
実は宝物庫の壁の弱点について語ってしまったのはコルベール本人だったりする。
自分も目の前の老人同様色仕掛けにしっかり嵌ったの思い出して、しばし黙考した後――――


「そ、そうですな!美人はただそれだけで、いけない魔法使いですな!」
「そのとおりじゃ!君はうまいことを言うな!コルベール君!」


あっさり手の平を返しやがりました。どこの部長とゴマすり課長だ。

ルイズとキュルケとタバサは呆れてそんな2人の様子を見つめていた。
才人は似たようなやり取りを何度も見た事があるのでもはや何の感慨も感じずに、話が終わるのを待つ。

生徒達のそんな冷たい視線に気づいたオスマン氏は照れたように頬を掻いてもう一度咳払いをすると、厳しい顔つきをしてみせた。


「さてと君達は本当によくやってくれた。フーケは城の衛士に引き渡した。『破壊の杖』は無事に宝物庫に収まった。一件落着じゃ。」


オスマン氏はまるで孫にしてやる老人の様に――まあ、一見してみればまんまそんな光景だが――頭を1人ずつ撫でた。


「今回の功績を称え、キミ達のシュヴァリエの爵位申請を宮廷に出しておいた。追って沙汰があるじゃろう。
――と言っても、ミス・タバサはすでにシュヴァリエの爵位を持っているから、精霊勲章の授与を申請しておいた。」


ルイズとキュルケの顔がパアッと輝く。タバサの方は勲章に興味は無いらしく変化は無い。


「ほんとうですか?」
「ほんとじゃ。いいのじゃ、君達はそのくらいの事をしたんじゃからな。」
「・・・オールド・オスマン、サイトには何も無いんですか?」


微かに表情を翳らせたルイズが、オスマン氏に問いかける。」


「残念ながら、彼は貴族ではない。」


ルイズの視線が才人に移る。


「・・・別に俺、そういう地位や勲章には対して興味無いし。」


ってか、最初彼女を逃がそうとしたんだよな・・・と口に出さず思う。
敵対しない限り女子供――美人なら尚更――には親切に対応する(最近は一部除く)主義の才人。
捕まえて引き渡すのが惜しいくらい結構な美人さんだったけど、ああやって襲ってきたんだからまあ仕方ないよな、と才人はあっさり結論付けた。

そんな様子の才人を見て、オスマン氏は頷くとぽんぽんと手を打った。


「さてさて、今宵はフリッグの舞踏会じゃ。君達のおかげで一件は落ち着いたのじゃから、予定通り執り行うからのう。」
「舞踏会ですか!?」


その言葉に真っ先に反応したのはキュルケだった。


「今夜の主役は当然ながらキミ達じゃ。
遅れるわけにはいかんぞ。急いで準備をしなさい――せいぜい着飾るのじゃぞ。」


そう茶目っ気たっぷりに言ったオスマン氏にルイズ達は例をするとドアに向かった。
しかし才人はそのまま直立して留まり、そんな才人をルイズが見つめる。


「先に言っててくれ。」


その言葉にルイズは頷くと静かに出て行った。
オスマン氏は才人に向き直る。


「何か、私に聞きたい事がおありのようじゃな。」
「ああ、率直に言わせてもらうけど―――――」


一瞬だけ才人の目がコルベールの方を向く。それだけで才人の意図を察したオスマン氏は、コルベールに退室を促した。
才人の話が気になっていたらしいコルベールだが、学院長の命令には逆らえずしょんぼりしながら部屋を出て行った。
コルベールの気配がドアのそばから消えたのを確認した才人は、すぐさま口を開いた。


「あの『破壊の杖』は、俺が主といた世界の武器だ。何でそんなものがこの学院にあったのかを教えて欲しい。」


オスマン氏の目が光った。


「ふむ、質問に質問で返して悪いが、元居た世界とは?」
「オレはこっちの世界の人間じゃない。」
「本当かね?」
「本当ですよ。俺は、あのルイズの『召喚』でこっちの世界に呼ばれた。」
「なるほど、そうじゃったか・・・・・・」


オスマン氏は目を細めた。


「あの『破壊の杖』はRPG7っていう建物や装甲車両に対して主に使う俺達の世界の武器だ。あれをここに持ってきたのは、誰なんだ?」


オスマン氏は溜息をついた。そして、何かを懐かしむように目を細めながら答えた。


「―――――あれを持っていたのは、私の命の恩人じゃ。
あれは20年以上も前の事――森を散策していたワシはワイバーンに襲われた。それを救ってくれた者が、あの『破壊の杖』の持ち主じゃ。彼は『破壊の杖』でワイバーンを吹き飛ばすと、その場に倒れてしまった。
怪我をしておったのじゃ――私は恩人を学院に運び、手厚く看病したのじゃが・・・・」
「その怪我が元で死んだ?」
「その通りじゃ。」


オスマン氏は厳かに頷く。その視線は遠く、痛々しい。


「私は彼が使ったそれを『破壊の杖』と名づけて管理していたのじゃ。形見としてのう。
彼はベッドの上で、死ぬまでうわ言のように繰り返しておった。
『ここはどこだ。元の世界に帰りたい』とな―――
今にして思えば、きっと彼はお主と同じ世界から来たんじゃろうな。」
「そうですか・・・もう1つ、このルーンについて教えて欲しい。
銃やら剣やらナイフやら、とにかく武器を持つ度にこのルーンが光りだして、身体能力やら武器の扱いが前よりも高くなる。その理由が知りたい。」


才人は左手を掲げて手の甲をオスマン氏に見えるように向けた。
オスマン氏はまじまじと手の甲のルーンを見詰めた後、少しの間悩んでから口を開く。


「これなら知っておるよ。『ガンダールヴ』の証じゃ。伝説の使い魔の印じゃよ。その伝説の使い魔はあらゆる武器を使いこなしたそうじゃ。」
「伝説の使い魔?・・・・・・まあ武器云々はともかく、何でそんな大そうな物が俺に?」
「わからん。」


才人の問いにオスマン氏はきっぱりと言った。


「すまんの・・・ただ、もしかしたらおぬしがこっちの世界にやってきた事と、そのガンダールヴの印は、何か関係しているのかもしれん。
力になれんですまんの。ただ、これだけは言っておく。私はお主の味方じゃ、ガンダールヴ。」
「・・・俺はガンダールヴって名前じゃない。平賀才人って名前がある。」
「そうか、そうじゃな。とにかく、よくぞ恩人の杖を取り戻してくれた。改めて礼を言うぞ。」
「いや別に気にしなくても・・・」
「お主がどういう理屈でこっちの世界にやってきたのか、ワシもワシなりに調べてみるつもりじゃ。
だが・・・・・・何もわからくても、恨まんでくれよ?なあに、こっちの世界も住めば都じゃ。」
「そうっすね―――ま、俺は元々この世界にルイズの使い魔として呼ばれなきゃ死んでた身ですし、別に戻ったって待ってる人間も居ませんから、分かんなくても別に良いっすよ。お気遣い無く。」


肩をすくめながら才人にそう最後に告げられたオスマン氏は――――小さな声で「そうか」と呟いた。
聞きたい事を聞き終えた才人は、部屋から出て行こうとする。
だがドアに手をかけたその瞬間、オスマン氏が「あ!」と大きな声を上げた。


「そういえば、その恩人の遺品で他にもまとめて宝物庫に置いてあるのじゃが、そちらの方も見ておいてくれんか?
私にはさっぱり分からない物ばかりでな、良ければどういった物なのか教えて欲しいのじゃ。」


―――――オスマン氏に頼まれてその恩人の遺品を才人が調べた結果、恩人の素性が才人にも大まかにわかった。

恩人はおそらく装備からしてソ連(才人の時代ではロシアと言った方が良いだろう)の歩兵、
遺品の1つである迷彩服の砂漠用カモフラから、アフガン侵攻に参加してその際行方不明になった兵士だろうと才人は推測する。

あの『破壊の杖』以外の遺品の内容は迷彩服一式、弾薬用のポーチに擦り切れたバックパック、
そしてこれが才人にとって一番重要な物で、名銃として有名なAK47と――こちらも色々な意味で有名だが、こっちは出来の悪い中国製ではなく正真正銘本物の旧ソ連製の――TT33・トカレフも仕舞ってあった。
才人が一緒にこの世界に持ってきた銃とこれらとの弾薬が合わないのは残念だったが、どれもこれもあちこち傷が付いてたりする以外は全く月日の影響を受けていないのにさすがの才人も驚いた。

話を聞けば、『固定化』という魔法をかけて、かけられた物が化学的変化を全く受け付けないようにしてあるらしい。それを知った才人が、後で自分のものにも『固定化』をかけてもらおうと固く誓ったのも無理はあるまい。


そうして一通り遺品を調べ終えてから、才人はやっと、華やかな舞踏会へと顔を出したのだった。


才人が食堂の上の階にあるホールに入った頃には、既に舞踏会は始まっていた。才人はその様子をバルコニーの枠にもたれて、ちゃっかりテーブルからくすねたワインを煙草片手に静かに飲み続けながら見つめる。

中では着飾った生徒や教師達が、豪華な料理の並べられたテーブルの周りで歓談している。給仕に励んでいるメイド達も、この空気の中でどこか楽しそうだ。
だが才人は、そんな空気に全く馴染めない。
元々お上品ぶったこういう堅苦しいものよりも、師匠や戦友の荒っぽい傭兵達と綺麗なお姉ちゃん達の居る酒場でバカ騒ぎする方が性に合っている。


という訳で、食うもん食ってワインを確保した後は、静かにたそがれていた訳で―――――


「ん?」
「・・・・・・・・」


背後に気配を感じた才人は振り向いた。
そこに立っていたのはタバサだった。黒いパーティドレスに身を包んでいて、2つ名の通り雪の様に白い肌と透き通る蒼い髪がコントラストを描いている。
ありきたりな表現で言えば、人形の様に可憐で、可愛かった。


「1人か?キュルケは?」
「・・・・・・・・・あっち。」


しばしの沈黙の後、タバサの視線がホールの中を向く。その先ではキュルケが露出が高いドレスに身を包み、数人の男子と共に談笑していた。
視線を少しずらすと、ギーシュが見覚えのある金髪・縦ロールのお嬢様になにやら話しかけていた


「・・・・やっぱり、こういうのは苦手なのか?」
「・・・・・・・・・・(こくり)」


静かに頷く。


「ドレス、似合ってるぞ。」
「・・・・・・・・・ありが、とう・・・・・」


才人の褒め言葉にタバサは俯いた。髪の間から覗く耳は赤い。
面と向かって褒められるのに慣れていないみたいだな・・・と察した才人は、煙草を咥えるとそれを持っていた手で馬車の時の様に優しく頭を撫でてやった。


・・・・・うん、やっぱり気持ち良いな、タバサの髪って。


と、晩餐会よりもむしろタバサを撫でる方を楽しんでいた才人の耳に、ホールの門に控えた呼び出しの衛士の張り上げた声が飛び込んできた。


「ヴァリエール公爵が息女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール嬢のおなぁ〜〜りぃ〜〜〜!」
「・・・・・ヒュウ、マジかよ。」


才人からそんな言葉が漏れるくらい、今のルイズは――――はっきり言って、美しかった。

ルイズは桃色がかったブロンドの髪をバレッタにまとめ、ホワイトのパーティードレスに身を包んでいた。
肘まである白い手袋が彼女の持つ高貴さをいやになるくらいに演出し、胸元の開いたドレスが、作りのちいさい顔を宝石のように輝かせている。

主役が全員揃った事を確認した楽士達が、小さく、流れるように音楽を奏で始める。

ルイズの周りには、その姿と美貌に驚いた男達が群がり、しきりに自分とのダンスを申し込んでいた。
今まで、ゼロのルイズと呼んでからかっていたルイズの美貌に気づき、今まで彼女にやってきた事を放り投げて、いち早く唾をつけておこうというのだろう。

ホールでは貴族達が優雅にダンスを踊り始めた。
しかしルイズは誰の誘いも受けようとせずに、才人の居るバルコニーへと近づいてくる。

才人が黙ってその光景を見ていると、タバサがつんつんと才人の脇腹を突いた。
才人を見、そしてルイズの方を見て、また才人へと戻る。


「・・・行ってやれって?」
「・・・・・・・(こくん)」


タバサの頷きに才人は苦笑して見せると、煙草を揉み消しワインのボトルを足元において自分もルイズのそばへと向かう。
お互い目の前まで近づくと、その歩みをピタリと止めた。


「楽しんでる?」
「ま、どっちかって言うと料理の方にだけどな。でも大したもんだ。見違えてるぜ、さっきから引っ切りなしに声かけられてたじゃねえか。」
「別に、嬉しくないわよ、そんなの。」
「そうか?」
「そうよ。」


ルイズは憮然とした様子で言う。だがルイズは少しためらってから、そっと手を差し伸べた。


「・・・・・・踊ってあげても、よくってよ。」
「・・・はい?」


いきなりのルイズの言葉に、思わずまじまじと才人はルイズの顔を見てしまう。
彼女の頬は少し赤くなっていた。

――――こんな事されてしまったら、才人がやれる事と言ったら1つしかないだろう。

才人は昔見た映画の様に、芝居がかった台詞と共に、ルイズの手を優しく手に取る。


「上品なダンスの仕方は知らないけど―――――ご教授下さいますか、レディ?」
「・・・わかりましたわ、しっかりと手取り足取り教えてあげますわ、ジェントルマン。」


「・・・あんた、元の世界に帰りたい?」
「ん?何だよ急に。」
「いいから、答えて頂戴。」
「・・・・・・帰りたいとはあんまり思っちゃいないな、どっちかって言うと。」
「どうして?家族とかは居ないの?」
「居ない。親や俺を育ててくれた師匠はみんな死んじまった。」
「――――ゴメン、なさい・・・・・」
「別に、帰りを待ってる家族とかが居ないのは紛れも無い事実だしな。」
「・・・・それじゃあ・・・・私の使い魔として、ずっとここに居たって構わないの?」
「そーだな、それも良いかもしんないな。」
「そう・・・・それじゃあこれからもよろしく頼むわ。この先、私の使い魔としてしっかり働いてもらうわよ!」
「りょーかい、マム。」
「それから・・・・・・」
「?」
「・・・・・・ありがとう。その、フーケのゴーレムに潰されそうになった時、助けてくれたじゃない。」
「あの時言ったろ、ルイズを守るのが、俺の役目だって。気にすんな。」
「そ・・・・・・そう・・・・・・・・・/////」


「お〜〜〜〜い、相棒〜〜〜〜〜!!早く帰ってこ〜〜〜〜〜い!!!」


その日、某インテリジェンスソードの叫びは・・・・・・・新しい相棒達に届かなかったそうな。


あとがき:何だか色々詰め込んだ感がありますが、原作1巻分はこれで終了です。
次回からいきなり2巻に入ります。これからも皆様、お付き合いいただければ幸いです。

今日はこれで失礼。

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