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八ツ場ダム建設が最も効果的 1都5県の知事が早期再開要請

産経新聞 9月13日(火)12時37分配信

 国土交通省関東地方整備局は13日、群馬県の八ツ場ダム建設事業の検討会を開き、1都5県の知事らが初めて出席した。知事らは、「八ツ場ダム建設案が最も効果的なことが確認された」として、ダムの本体工事の早期再開を求めた。

 検討会では、国交省が治水、利水などに関するダム建設以外の対策案の検証結果を提示。八ツ場ダム完成までの残りの事業費は約700億円。これに対し、河道改修を中心とした対策案は約1700億円、渡良瀬遊水地を改築する対策案では約1800億円の費用が必要と指摘。ほかの2案も含め、建設が最も費用が少なかった。

 検討会に出席した群馬県の大沢正明知事は「洪水、利水の両面で八ツ場ダム案が効果的で優れていることが再度確認された」と指摘。埼玉県の上田清司知事は「1都5県に話をすることもなく、ただ思いつきで、中止を宣言されて大迷惑だった」と、政権公約に注視を掲げた民主党政権を批判したうえ、「すみやかに本体工事を再開し、予定通り平成27年には完成させてほしい」と訴えた。

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最終更新:9月13日(火)12時37分

産経新聞

 

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