2011年 9月 13日
公職選挙法違反の市議に有罪判決
今年4月の岡山市議会議員選挙で運動員に過大な報酬を渡したとして公職選挙法違反の罪に問われた太田武正市議に対し岡山地方裁判所は執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。判決を受けたのは岡山市議会議員の太田武正被告です。判決によりますと太田被告は今年4月の市議選で妻の晴恵被告らと共謀し2人のウグイス嬢に法律が定める限度額を超えた約54万円の報酬を渡したとされています。太田被告は「妻に任せていて知らない」と無罪を主張していました。岡山地裁の田尻克巳裁判長は「選挙制度に対する市民の信頼を裏切った責任は重大」などとして太田被告に懲役1年執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。また、妻の晴恵被告には懲役10カ月執行猶予5年の判決が言い渡されました。

自殺予防街頭キャンペーン
今月10日から16日は自殺予防週間です。JR岡山駅前で自殺予防を呼びかける街頭キャンペーンが行われました。これは、自殺予防週間に合わせ岡山市が行なったもので、うつ病のチェックリストが入ったポケットティッシュなど1800部を通勤客らに手渡しました。厚生労働省によりますと全国の自殺者数は1998年以降、年間3万人前後で推移していて岡山県では年間400人前後、岡山市でも130人前後で横ばい状態となっています。岡山市は保健所や保健センターで相談を受け付けているほか民間団体が24時間電話で相談に応じています。