政治官邸発信「ご都合主義」 記者取材避けブログで一方的釈明+(2/2ページ)(2011.9.13 00:33

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官邸発信「ご都合主義」 記者取材避けブログで一方的釈明

2011.9.13 00:33 (2/2ページ)

 震災半年に首相自らが記者会見して、被災者にメッセージを発すべきではなかったかと記者団に問われた内閣のスポークスマン、藤村修官房長官は12日の記者会見でこう弁明した。

違法献金「逃げ」

 首相自らが違法献金問題への説明を行う必要性に関しては藤村氏は「ちょっと過去の例をみてみる」と逃げを打った。あの鳩山氏でさえ、首相時代の平成21年12月、自身の偽装献金問題で記者会見を開いて釈明しているのに…。

 首相は今回のブログ開始を「内閣の仕事ぶりを伝えるため、歴代の先輩首相にならった」と記述。先週末の視察を順番に書き連ねた上で、鉢呂氏の辞任を「実に残念です。信頼を取り戻せるよう、内閣が一丸となって…」と謝罪している。

 ところが「本来であれば駅前で、皆さんと顔を合わせながら話をしたいところですが、とりあえずはこの方法(ブログ)で始めてみます」と書き、当面、記者会見はしない雰囲気を漂わせている。

 政権維持という「守り」に徹するあまり、一方的な情報発信という「ご都合主義」に陥ったようだ。

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