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9/11 幸福の科学学園中学・高校 大鷲祭

世界の大学めぐり


栃木県那須町にある、幸福の科学学園中学校・高等学校の文化祭「大鷲祭」を見学に行ってきました。なお、純粋に学校見学が目的であり、私には宗教的意図は一切ありません。

場所ですが、結構不便です。まず、東京から新幹線で那須塩原駅へ。これで片道5000円。高いです。ここから、シャトルバスで約35分。那須高原とは反対側の、黒羽方面に行きます。公共交通機関のほとんどない、非常にさびれた山あいの村にあります。広大な敷地の、教団の那須精舎という施設があり、その一角が中学・高校のキャンパスとして整備されています。

この学校は全寮制です。交通の便は悪く、都会の娯楽は一切ない環境で、寮生活をしながら精神の鍛練をしようという強い意図が感じられます。土日だけ大田原市のショッピングモールに「お買物バス」が出るほかは、平日は基本的に学園を出ることはありません。

2010年開学なので、現在は中1・中2、高1・高2だけ在籍しています。東大・医学部志望など、エリート育成教育を強く打ち出しているため、2年後の一期生の進路が注目されます。

通常の授業のほかに、「宗教」という科目があり、「幸福の科学」について学びます。この授業ではディベートを重視しています。実はこの学校は、どんな宗教の人間であっても入学可能です。ただし、宗教の授業や、独自の行事などに参加義務があります。

寮は男女別棟になっており、両方から通路が伸びて学食で繋がっているため、互いの行き来はできないようになっています。寮は2人部屋で、夕食後も学習時間があります。

学費は年間60万円+寮費60万円=120万円で、このほかに入学金20万円+入寮費10万円がかかります。寮費を払っていることを考えると、私立高校としてはそんなに高すぎる学費でもないような気がします。中学は30人で2クラス、高校は33人で3クラスで、いずれも男女混合。小さな学校です。高校2年で文系・理系に分かれます。携帯電話は寮内だけで、学校への持ち込みは禁止です。

まだ卒業生のいない学校なので、この学校がどうなっていくのかは、現時点では何ともわかりません。このブログでは見学の詳細は書きませんので、それは、お会いした人にはお酒の席ででもお話しましょう。

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BLOGOS 編集部

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