“売国菅”靖国参拝を今年も見送り

2011.08.15

 菅直人首相は終戦記念日の15日午前、都内の千鳥ケ淵戦没者墓苑で献花。首相と全閣僚は昨年に続き、東京・九段北の靖国神社参拝を見送った。

 首相は靖国参拝について「A級戦犯合祀の問題などから、首相や閣僚の公式参拝には問題がある」と在任中は参拝しない考えを繰り返し表明。菅内閣の閣僚で15日に参拝する意向を示した人はいなかった。

 自民党政権では当時の小泉純一郎首相らの靖国参拝に中韓両国などが強く反発、両国との関係冷却化につながった。民主党の政権獲得後、初の終戦記念日となった昨年は、政府要人の参拝が注目され始めた1980年代以降、初めて首相と全閣僚が参拝しなかった。

 

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