チラシの裏SS投稿掲示板




感想掲示板 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

[29686] 【習作】種な世界で頑張るヨハンな俺(原作キャラ憑依のオリ主・ガンダムOOとガンダムSEED)
Name: ソゥルイン◆86a50fb8 ID:0d65baa8
Date: 2011/09/10 12:10
今さらながらガンダムSEEDのお話を書く初心者なソゥルインというものです。

このお話はSEEDの世界にいくことになった主人公のお話です。
ただし作者のガンダム知識はゲームとウィキ等が基本ですので、

・キャラの性格が違う。
・MSの機体設定がおかしくなる。
・機械なんかの専門用語はほとんどでない。
・原作の展開と明らかに違う。
・主人公はトリニティの長男に憑依したオリ主。

など、お粗末な展開になっていきます。
もし、それでもよろしければ、ちょっとでいいので見てもらえると嬉しいです。

言い訳失礼しました。それでは。



[29686] 『 第0話 始まりのお話 』
Name: ソゥルイン◆e2be73b5 ID:0d65baa8
Date: 2011/09/10 15:39
感想版に書かれていたことがとても身にしみます。未熟な自分にこんな封にご指摘してくださりありがとうございます。以後気をつけていきたいと思います。


・注意点
※話の展開が突然かつ無茶苦茶です。あらかじめご了承ください。
※地の文は主人公視点と第三者視点をごっちゃにしたようなものになってしまっています。読みにくいかもしれませんが、ご了承ください。






『 第0話 』

人生というのは何が起きるか分からない。

突然義理の兄弟姉妹が出来るかもしれない。交通事故に会うかも知れない。宝くじで1億当てるかもしれない。はたまた場外ホームランの野球玉が頭に当たるかもしれない。

確率としては決してすべて無いなんてことはない。「あり得ないなんてあり得ない」のようなことを誰かが言ってたはずだ。


……ただ、俺のような人間には予測できないようなあまり嬉しくないこともあるんだけどな。




 ◆◆◆




全長17mはあろうかという、オレンジ色を基調とし右手に大型の実体剣を持つ背中のコーン型のスラスターから深紅の粒子を放出する人型の兵器、『ガンダムスローネツヴァイ』が左腕に装備されているビームハンドガンを撃ちながらこちらに接近してくる。
俺は黒色に近い色を基調とした右肩に砲身を携えたスローネツヴァイと同じように背中から深紅の粒子を放出する機体『ガンダムスローネアイン』を必死に操りビームを回避しながら負けじと同じように装備されたビームライフルを撃ち返すが、余裕を持って回避されてしまう。

『いいかげんしつけえんだよ、ガンダム!!』

「死にたくないからしつこくなるんだよ!!」

モニター越しからでも伝わる殺気やそれに伴う圧迫感をどうにか堪えながら、接近して振りかぶってきた実体剣、GNバスターソードを後方に急速に移動することで回避するが、スローネツヴァイはまるで佐々木小次郎が得意としたらしい燕返しと呼ばれる技のような動きで即座にこちらに斬りかかってくる。
つい両肩に装備されているビームサベールを右手に持ってバスターソードを防ぐ。が、スローネツヴァイは左の腕でスローネアインの頭部を殴りつけ、同時にビームを撃つ。
衝撃と共に今まで外の光景を移していたコックピットのモニターには何も映らなくなってしまった。

「ッ!!」

このままではまずいと、すぐに端末を操作してモニター全体にサブカメラでの外の光景を映し出す。






映し出されたそこには、こちらのコックピットめがけてビームサーベルの突きを放ってくるスローネツヴァイの姿であった。その距離はもはや回避が間に合う距離ではなかった。

「……ちくしょうが」

ここでやられてしまうことへの悔しさがこみ上げてくる。必死に生きようとしたこちらをあざ笑うかのように殺しに来る敵に、意味は無いが最期にと睨みつける。
ひどくゆっくりとした光景を睨みつけていたら、モニターの端に淡い緑色の光を放つものがこちらに向かってきているのが映っている。それに覚えのある俺はふと笑みを浮かべた。

「ったく、やっと主人公さんのご到着かよ。もうちょっと早く――――」

なんとも情けない話だが、それが最期の言葉だった。
そうして、俺の意識は途切れた。



 

 ◆◆◆





なんとも奇妙な人生だと自分でも思う。

だって日本で大して自慢できるような生活を送ってこなかった俺が、ある日目を覚ましたら別世界にいたんだから。

いや、別に妄想だとかそういうわけじゃなくて本当にそうなんだって。ある日まで西暦2011年だったはずなのに、突然西暦2306年、つまり未来にいたんだから。

それだけなら未来にタイムスリップとか思ったんだけど、『軌道エレベーター』『ユニオン』『AEU』『人革連』なんて名前が出てきたときには驚いた。

だってそれらの名前は、『機動戦士ガンダムOO』ていうアニメに出てくる名前なんだから。といっても、俺はガンダムのゲームとか二次創作とかである程度知ってるぐらいだったんだけど。

そしてなにより、どういう因果か知らないけど、俺はガンダムマイスターでチームトリニティのリーダーといえる存在である『ヨハン・トリニティ』となっていた。

正直言うと、凄くあせったよ。何せ原作に出てくる人物の一人となってしまったんだから。二次創作でいう『憑依』ってやつをしてしまった。

さらに言えば、このままでは作中最強といえるであろう傭兵のサーシェスに殺されるってことを知っていたから、長生きしたい俺としてはまさに「Oh My God!!」な状況だった。

そこで俺は生き残るために必死にモビルスーツの訓練をし、肉体を徹底的に鍛え、シュミュレーションの難易度を最高難易度以上にして強敵に備えるなどして生き残るために頑張った。

だからといって、あまり逸脱した行為をしてあるべき歴史(原作)を完全に壊すような真似をすれば、本来解決できるはずだったものも解決しないかもしれないので、ある程度は原作通りにいくよう行動し、途中で離反すればいいかなと考えた。



そうして俺はガンダムスローネアインのパイロットとして、与えられた任務を忠実にこなしながら決して妙な行動を起こさないようにしていった。

そのおかげ(そのせいともいう?)でガンダムOOの主要人物である刹那やティエリアと戦闘になったり、阿修羅を凌駕するグラハムさんとガチバトルを繰り広げたり、スローネの動力源である『擬似太陽炉 GNドライブτ』を積んだモビルスーツの『GN-X』と戦ったりといろいろとあった。

そして、そろそろ離反しようかなと考えていたときに突然宣告も無しにサーシェスが襲ってきた。

サーシェスの放った弾丸にチームトリニティの一員であるミハエルが殺されてしまい、反撃のために銃を撃つも人間とは思えない動きで次々と銃弾をかわされ、逆に取り押さえられてしまった。

……だが気まぐれによるものなのか、サーシェスは俺を解放してガンダムに乗るように促してきた。舐められていることに腹が立ったが、このままでは殺されるのは目に見えていたので結局言われるがままにスローネアインへと乗り込んだ。

そしてチームトリニティの一員であるネーナを連れて逃げようとしたら、スローネツヴァイに乗ってサーシェスが俺たちに襲い掛かってきた。


そして最初の戦闘シーンへと戻る。





 ◆◆◆





本当に奇妙な人生だ。

別になんてこともないそこらへんの人間であったはずの俺が、ガンダムの世界の人物になっていて、モビルスーツ使って戦いをして、人を殺して、そして最期に殺される。

この世の理不尽って奴を呪ったこともあった。

人を殺したにもかかわらず罪悪感を持たない自分に対して嫌悪したこともあった。

楽しそう(?)に過ごしているソレスタルビーングのメンバーをうらやましく思ったこともあった。

だけど、決して悪い人生だとは思えなかった。

確かに最後の最後で殺されてしまったことは腹立たしいけど、前と比べると濃密な生活をおくっているからだろうか、それもしょうがないと思えている自分がいた。

今ではあんな終わり方もある意味で人生の体験の一つと思えばいいものだと思えた。






そして――――。






死んだと思ったはずの自分がスローネアインと共にいつの間にか海の上の浮かんでいた。
どういうことかと思いコックピットから出て状況を確認すると、破壊されたはずの頭部は元通りになっていて、近くにはスローネの2倍近い大きさはある四角い青色のコンテナが同じように浮いていた。

スローネって海上に浮いたっけとか、このコンテナ何?、なんて場違いなことを考えていたらこっちに向かってやってくるものが見えた。
何かと思い目を凝らしてみると、水上戦艦らしきものが2隻ほどこちらに向かってきていた。見た感じはモビルスーツを搭載できるような感じではなさそうだ。


『所属不明のモビルスーツに告ぐ!そこより先は "オーブ連合首長国" の領海である!もし領海に許可無く入ろうものなら不法侵入とみなし攻撃も辞さないつもりである!!』


どうやらここは『オーブ』という国の領海手前であるらしい。……どうしてそんな場所にいるかは俺もよく分からないんだけど……。
しっかし、所属不明のモビルスーツって、ガンダムのこと知らないのかな?今世界を騒がせている機体が目の前にあるのに。



……あれ?そういえば『オーブ』ってどこかで聞いたような…………?


・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。


あっ。確か『機動戦士ガンダムSEED』に出てくる国の名前だよね。アレの主要国家のひとつとして出てきてたはずだ。


・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。


また、別世界に来ちゃったってことですか?ガンダムスローネアインというか、擬似太陽炉を持って?



……………やばくない?





 つづく。







【後書き】

そういうわけで始まりましたこの小説。

設定は、ヨハンに憑依した主人公がどういうわけかSEEDの世界に飛んできてしまったってお話です。

本当はOO世界でのヨハンとしての生活を何話か書いてからでもと思ったんですが、途中で断念してしまいました。本当に申し訳ございません。

原作のことはアニメをレンタルしてちゃんと見ていこうと思います。

憑依に関しては、作者の趣味です。確かにいらない設定なんですけど、ヨハンはキャラとしては好きなのでついやっちゃいました。すみません。

そんなわけで、稚拙なお話ですが、よろしくお願いします。

最期にちょこっとオリ主なヨハン・トリニティの説明をどうぞ。(公式設定とは違います。というか捏造ですのでご了承ください)



【ヨハン・トリニティ】

・身長183cm 
・体重60キロ 
・年齢26歳
・容姿は原作ヨハンと変更点なし

・日本で平凡な人生を過ごしていた人がヨハンに憑依してしまった。なので原作ヨハンと口調が違う。(原作ヨハンが落ち着いた言動ならこっちはちょっと荒い)
・ヨハンになってしまったにも関わらず、生き残りたいためとはいえ訓練とか普通にする良く言えばポジティブ、悪く言えば考えなし?な性格
・強さは原作ヨハンよりは強め。(最強ではない)




感想掲示板 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

SS-BBS SCRIPT for CONTRIBUTION --- Scratched by MAI
0.00399589538574