一方、事件を受け松山市役所ではきょう、緊急の幹部会議が開かれましたが野志市長は職員のモラルの問題だと強調しました。
松山市役所ではけさ、部長級以上の職員およそ30人が出席して緊急の幹部会議が開かれました。
会議は非公開で行われ、市によりますと、野志市長は「不正が起こらない仕組みをつくっても職員のモラルが伴わないと機能しない」と述べ、再発防止については捜査の進展を見守る考えを示したということです。
この後開かれた市議会本会議の冒頭、野志市長が事件について陳謝しました。
「議員ならびに市民の皆さんの信頼を大きく損ない市政を預かる責任者として誠に申し訳なく心から深くお詫び申し上げたい」(野志市長)。
野志市長は「これまで一般競争入札の拡大など入札制度の改善に努めてきたにもかかわらず残念だ」と述べ、あくまで個人のモラルの問題だという認識を改めて強調しました。