エクレア似のナマコ、沖縄本島近海で発見 上野・琉大特別研究員「味は程遠い」
琉球新報 9月12日(月)12時50分配信
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エクレアナマコ(奥)とエクレア(上野大輔特別研究員提供) |
発見されたのは真栄田岬沖、残波岬沖、万座毛沖、瀬底島沖。サンゴ礁外縁の水深約35メートルより深い砂地で、藻が覆うような環境を好む傾向があった。体長は40〜50センチに達する比較的大型で、黄色地に黒い斑点が背中を覆い、腹には黒い縦長の模様がある。
同種のナマコは2005年と07年にオーストラリアで採集され新種発表されていた。上野さんは2000年には、真栄田岬などでダイビング中に本種を発見したが、種の特定には至っていなかった。
「通常、ダイバーが長くとどまれない水深を好むことや、世界的にナマコを分類する専門家が少なく、発見や命名が遅れた」と説明。「県内でダイバーが観察できる身近な環境にも、まだ未知の生物が多くいることを示している」と語った。
最終更新:9月12日(月)12時50分
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