アナログ放送停波が半年先延ばしに
周知の通り、日本国内における地上波アナログテレビジョン放送は来る2011年7月24日をもって終了することが決定しておりましたが、本日国会疑似堂にて開かれました緊急国会において、「アナログ放送が見られなくなるなんて、受信マニアが泣くぞ」「アナログ放送の"アナログ"っていうウォーターマークが気に入っていたのに」「え、テレビせとうち映らないんですか。しまじろうが見られないじゃないですか」「え、サガテレビしか映らない。俺どうするんだ」といった各地からの声に応え、アナログ放送の半年間延長を決定し、その間に国費による区域外中継局の増備、僻地への恒久的な受信対策、受信マニアのためのデジタル波重畳アナログ放送を行うことといたしました。また、デジタル波相互の干渉対策のため、全国的なチャンネルプランの見直しを行い、大規模中継局(香川県の大麻山送信所と同等のレベル)のチャンネル変更を行います。
アナログ放送停波は2012年3月24日以降、総合通信局単位で行われることとなりました。現在、テレビの画面に「アナログ」の文字、上下の黒帯に「ごらんの放送はアナログ放送です」が表示されている皆様におかれましては、引き続き受信設備の更改にご協力いただきますよう、また、中継局のチャンネル変更が行われた際には受信機側で再度のチャンネルスキャンをお願い申し上げます。
以上、人民官報 2011年3月24日 議事録より引用