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岡崎で「全国選抜竹水鉄砲合戦」-大人も子どもも真剣勝負でずぶぬれに
(2011年09月12日)
岡崎・形埜(かたの)小学校(岡崎市桜形町)で9月11日、第5回「全国選抜竹水鉄砲合戦大会」が行われた。主催は岡崎まちづくりの会。
1チーム7人で行う水鉄砲大会。年齢性別の区別はない。コートの広さは10メートル×30メートルで、コート内には給水おけと竹垣の壁が設けられる。チーム自作の竹製水鉄砲(大きさなど自由)で、ヘルメットに取り付けた金魚すくい用の「ポイ」を狙って相手チームの選手に水をかける。破れたら退場して外野から参加する。内野に残っている人は敵陣に入り込んで水鉄砲を打つこともできる。
午前中は総当たり戦で、1セット5分を3セット制2セット先取で勝敗を決定(準々決勝は7分間の1セットマッチ、準決勝と決勝は7分間の3セットマッチ。的を立てて相手の的を破ると7ポイント)。昨年に引き続き住宅建築販売業のネイブレイン(洞町)チームが優勝した。
今年は12チームが出場。全身ずぶぬれになりながら、大人も童心に帰って楽しんでいた。「靴もぬれてしまうからはだしのほうがいい」と話す女性も。「流れ弾に気をつけろー」「後ろに気をつけて」など声援が飛んでいた。
同競技の発案者は岡崎まちづくりの会で「全日本竹水鉄砲合戦協会」副会長の浅見志貴雄さん。「日本人の生活に欠かせなかった竹細工が、現在ほとんどプラスチック製品になってしまった。竹やぶは放置され、杉やヒノキの森林を日陰にして成長を阻害する場合もある。竹を有効に使う方法はないかと考えた」と話す。「水鉄砲なら大人と子どもでハンディをつけなくてもいいだろうと思った。むしろ世代や年齢を越えた交流が生まれている」
「来年は、連続優勝のチームを破る相手が出てくるか楽しみ。徳川家康生誕の地として竹水鉄砲合戦を、いずれ全都道府県の予選を勝ち抜いたチームと岡崎代表の48チームで大会ができるまでにしたい」と意気込みを見せる。
勢いよく竹水鉄砲が水しぶきを上げる(関連画像)岡崎で「家康行列」、歴史絵巻再現-義援金協力も呼びかけ 籠田公園前に火縄銃の轟音(ごうおん)が響く岡崎の住宅会社がエコ住宅イベント-夏休み企画を通じて商品アピール(岡崎経済新聞)FIBA 全国竹水鉄砲合戦
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