人権のインフラ作って国際化

国内人権機関と
個人通報制度の
実現に向けて
カウントダウン・バナーを
あなたのホームページにも!

公権力・私人によって人権を侵害され、差別された個人やマイノリティの権利を救済するために、日本国内の「人権のインフラ」を整備することが急務となっています。そうした中、日本の多くのNGOはいま、長年にわたって国際条約機関から勧告を受けている国内人権機関の設置と国際諸条約の個人通報制度の批准を求めています。この2つは鳩山政権の選挙公約でした。

★国内人権機関と個人通報制度の簡単な説明は >> こちら をご覧ください。

カウントダウン・バナーは、私たちが鳩山政権の人権政策をウォッチしていることを伝え、政権発足2周年の2011年9月16日までに国内人権機関と個人通報制度を実現してほしい、という願いを込めています。そして、より多くの方に、私たちの願いをサポートしていただきたいと考えています。

あなたのホームページにカウントダウン・バナーを表示してくださることによって、私たちのアクションを知る人は 確実に増えます。 ぜひご協力ください。

>> カウントダウン・バナー・キャンペーン

★ホームページへの表示方法は >> こちら をご覧下さい。

国内人権機関と個人通報制度について

国内人権機関日本には外国人、部落出身者、障がい者、性同一障がい者など様々なマイノリ ティに対する差別や偏見が根強く残っています。こうした人々は入店や宿泊などのサービス拒否、就職時の不利な扱い、暴言など、日々理不尽な差別を受けています。国内人権機関は、

  1. そうした人権侵害を受けた人からの相談を無料で受け、人権侵害をした人と受けた人との間で解決するよう調停などを行い、
  2. 裁判官、警察官、刑務所職員などの司法業務の関係者、官僚、政治家、学校や病院といった民間組織、一般市民などに対して、人権について学ぶ機会やトレーニングを提供し、
  3. 法律や制度そのものが人権を侵害している場合には改廃を、人権を実現するための法律などがない場合には制定を提案し、
  4. 国連やその他の国際的な人権機関などと協力し、人権諸条約の国内法制化について助言し、条約の履行状況報告の作成に関与するなど、国内の法制度などを国際人権基準に合致させるための役割も担います。

 国内人権機関は、民間の弁護士相談などと違って国の組織なので、その判断や勧告には法に基づいた重みがあり、人権侵害をした側に誠実な謝罪をさせたり、損害を賠償させたりすることができます。また、調停などは非公開で人権に関するトレーニングを受けた委員によって進められます。
 そうした事例を積み重ねることで何が人権侵害にあたるのかを示すことができ、社会全体を人権侵害をしない体質に変えていく制度です。

個人通報制度人権侵害を受けた人が問題を解決するために裁判所に訴えることがありますが、最高裁判所まで争っても納得のいく判決を得られない場合もあります。得られた判決が日本が批准している国際条約などに違反している場合は、国連の機関である委員会に国際的な基準で判断してもらうことができます。この制度を個人通報制度といいます。個人通報制度を使うには、日本がその個人通報制度を定めている条約を批准していること、通報をする人が日本で利用できる救済手段を尽くしていることなど、いくつかの条件を満たしている必要があります。

 通報を受けた委員会はまず、その通報を受理する条件が満たされているかどうかを判断します。条件を満たしているとなると、通報した人と通報された国の言い分を聞き、国際基準に基づいて判断を下すことになります。この判断は、通報された個別の事件に関しての判断になりますが、通報された国の法律や制度が差別的だと判断されれば、そうした制度を改めるよう勧告をすることになります。
 その意味では、通報した人の救済だけではなく、国の制度をよりよいものに変えるきっかけとなる制度といえます。

(文責:人権市民会議・福井昌子)


































●Tips

たとえば、head内を変更せずに、バナーの表示位置だけに次のような htmlコードをコピペすることで、カウントダウンバナーを表示することも可能なようです(htmlの標準から逸脱するためうまく表示されない場合があり得ますが、この方法を採用しているサイトではとくに問題は起きていないようすです)。

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<link rel="stylesheet" type="text/css" href="http://www.repacp.org/aacp/pcd20110916/pcd20110916.css"><script src="http://www.repacp.org/aacp/pcd20110916/pcd20110916.js" type="text/javascript" charset="shift_jis"></script>
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