- [PR]
[地方]ニュース
科学の力でカラス追放 氷銃に超指向性音響スピーカー… 長岡技科大の研究会が開発 新潟
2011.9.8 21:13
(1/2ページ)
駅前などで群れをつくるカラスやムクドリなどに対し、住民の騒音やふん問題への苦情が絶えない。こうした問題を解決しようと、長岡技術科学大学(新潟県長岡市)の先端鳥獣対策研究会が鳥獣にだけ嫌な音が聞こえる超指向性音響スピーカーやレーザー式防除装置、氷の弾を発射する氷銃など、ユニークな技術の研究開発に取り組んでいる。
研究会は平成19年に同大生物系の山本麻希助教の提案で産学連携により発足した。電気系、機械系、生物系と、同大の異分野の教員5人が参加し、長岡市内の民間企業2社も加わった。
レーザー式防除装置は、カラスの嫌がる緑色のレーザーをカラスにチカチカと当て、追い払う。氷銃は夏場でも銃身の中で水を凍らせて氷にし、空気圧で発射する。これらを可能にしたのがカラスをカメラによる画像で認識し、位置などを特定するソフトの開発。レーザーも氷銃もこのソフトで目標を定め、当てることができるという。
このニュースの写真
- [PR]
- [PR]