最終更新:2011年9月11日(日) 17時59分
全国各地で「脱原発」訴えるデモ
福島第一原発の事故発生から半年がたちました。いまだ事故収束のメドが立たない中、脱原発を訴えるデモが全国各地で行われました。
東京・霞ヶ関では原発事故の発生から半年となるのを機に、市民グループが参加を呼びかけたデモが行われました。「再稼働おことわり」などと書かれた旗を手にした市民およそ2000人が集まり、原子力安全保安院が入る経済産業省の建物を取り囲んで、「原発廃止」を訴えました。
「今までデモに参加したことないが、国を変えるため参加した」
「私たちが無駄にしている電気はいっぱいある。これからの未来の在り方を真剣に考えないといけない」(デモに参加した市民)
現在、国内にある原発54基のうち、43基が運転を停止していて、この夏は全国的に節電が呼びかけられました。
11日は東京や大阪のほか、原発を抱える宮城県や島根県などでもデモが行われ、参加者たちからは「自然エネルギーへの転換を図るべき」という声や、「電気の無駄遣いをやめよう」といった声があがっていました。(11日17:12)
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